いつだったか…
友達が引いてくれたのです。そんな個人的思い出のあるこの方です
http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
こちらにサイト移動しました
真明:アルテラ/アッティラ
身長:160cm/体重:48kg
出典:史実
地域:中央アジア~欧州
属性:混沌・善/カテゴリ:人
性別:女性
クラス:セイバー
最近ガチャが当たりません
★5はやはり都市伝説
ガチャは悪い文明。
- 謎のフン族、その王様アッティラ王
アッティラ王といえばフン族、フン族といえばアッティラ王(嘘)と言われるくらいの人物です。
fateではアルテラと表記されますが、同一人物です。
アルテラ=アッティラ
でお願いします
まず、初めにフン族について少し紹介を~
フン族とは3~5世紀に突如ヨーロッパ地方に東の方からやってきた騎馬民族。
以上!!
え、これだけ?と思っている読者の君!そう!これだけです!
フン族についていまだにわからないことが多いんです。
しかも、フン族は自分たちの行動を記録していませんでしたので襲撃された国の記録しか残っていません。
そんな謎に包まれているフン族、その絶頂期の王様、大帝国を築いた張本人がアッティラです。
アッティラには「神の鞭」や「神の災」などと呼ばれる、かっこいい二つ名があります。そして、極めて残忍な人であったといわれています。
↑
これも襲撃された国の印象なので当たり前ですよね。
そして、すぐに近くの国を襲う奴なのです。
ちなみに、ニーベルンゲンの歌に登場するアトリやエッテッルの元の人です
(話の中では偉大なる王として書かれています。)
- 共同王制からのアッティラ単独王位
フン族のアッティラの前の王様が死ぬと兄貴のブレダと共同で王位に就きます。
共同で王様とか珍しい
初めは仲良くやっていたと思いますが兄貴が意外とすぐに死んでしまい、アッティラ単独王位になります。
いろいろな文献を読みますが、兄貴の記述はほとんど見ないです。
(兄貴よ、もう少し頑張ってくれよw)
ここからアッティラの孤独な戦が始まります。
- アッティラ、二度、東ローマ帝国を襲うってよ
兄貴が死んだあと東ローマ帝国(この時ローマは東西に分かれていた)を攻め、敗北させます。
この時に和平条約と莫大な損害賠償とを得ます。
賠償金として約2000kgの金を支払わせました。
戦後、
東ローマ帝国「え、金2000kgとかキツくね?、てか払えなくね?」
ってなります。
そんな、払えずに困っているとき、
アッティラ「金、遅くない?ね、まだかな?」
「あ~もう待てん!! 攻めちゃお♡」
賠償金の未払いを基にアッティラは和平条約を破り、再び東ローマ帝国を攻めます。
なんて鬼畜………
東ローマ帝国は同盟国から兵を借り、戦をしますがあっさりとアッティラの勝利に終わります。
また莫大な金の支払いを約束させ、和平条約を再び締結します。
金の総量は前回よりも増量させます。
やはり、鬼畜………
- カッコいいアッティラ
東ローマ帝国を攻め、懐がほっかほっかになったアッティラ。
そして、勢いに乗ってしまったアッティラ。
そこで、西ローマ帝国に攻め入ります。
侵攻する理由は、西ローマ皇帝の姉からの求婚を口実(皇帝の姉が指輪と手紙を送ったという説)に大軍を率いて、西ローマ帝国と争いを始めます。
これがカタラウヌムの戦い
世界史上の東西両民族の大衝突の一つとされ、名高いとされています。
(舌をかみそうな名前の戦い)
戦の解説、行ってみよう!
アッティラ率いるフン族 VS 西ローマ帝国を中心とした西洋諸民族連合軍
両軍合わせて5万の兵と言われています。
両軍の兵の内訳を見てみましょう。
西ローマ連合軍
左翼に王様率いるローマの騎兵隊
中央に同盟しているゲルマン諸族の歩兵部隊
右翼に西ゴート王率いる西ゴート騎兵隊
アッティラ軍
右翼に同盟しているゲルマン諸族の騎兵隊
中央にアッティラ率いるフン族の騎馬弓兵隊
左翼に東ゴート軍
フン部隊以外の騎兵隊は槍を主要兵器としていました
いよいよ戦闘です。
戦闘開始とともに、フン本隊が中央のゲルマニア部隊を攻撃します。
その後、防衛に徹していた西ゴート軍は一転して東ゴート軍を攻め撃破します。
ここで、東ゴート軍の崩壊を見てゲルマン諸族は
ゲルマン「あっちの方、崩壊し始めたよ、怖くね?、ちょっと後退しよ」
(イメージ)
こんな感じで後退し始めます。そこを見逃さない敵軍、後退している間にも攻め続け、大きな損害を出させます。
東ゴート軍を撃破した西ゴート軍とローマ騎兵隊は旋回してフン本隊を襲います。
アッテッラ王率いる軍は両翼から包囲に掛かるアエティウスと西ゴート軍の攻撃を迎える形になります。
しかし、「神の災」なんて呼ばれるアッティラはなんと、これをフン本隊だけで対等に渡り合います。
アッティラ軍だけで良かったんじゃね?とか言わないでください。
兵の数を減らしてくれたから、互角なんです。(たぶん……)
さらに、なんと、アッティラ軍だけで逆に西ローマ連合軍を包囲してしいます。
包囲している時に西ゴード軍の王様まで倒します。
アッテッラ、かっこええ!!(やっぱり、アッティラ軍だけで良かったやん)ここまでが一日です。
決着つかずに再戦となります。
~再戦~
アッティラ軍は今度、攻めには徹せず自軍の陣地を使い、防衛戦をします。
フン族は騎馬民族で放浪していたので、簡易的に櫓とか柵を作っちゃいます。
一方、西ローマ連合軍は死亡した王様のことを思い、さらにガチで攻めます。
激しい、攻防を行いますが、決着がつかず、損害はどちらも大きいものでした。
ここで、西ローマ帝国は損害を考え、
西ローマ「アッテッラ王よ、もう、この地から帰ってくれ!」
「帰ってくれれば、何もしないから」
と提案をします。
アッテッラも同意して、国に帰ります。
これで戦が終わります。
両軍痛み分けで終わります。
この戦いを表したとさられ言葉があります
「沃野(よくや)が諸民族の脱穀場と化した」※沃野:作物の育ついい土地
作物が良くとれる土地が、脱穀される勢いで荒らされていくぐらい、激しい戦っだと言われています。
- 北イタリア侵攻、教皇に止められる
西ローマ帝国攻めで納得の結果を得られなかった、アッティラは北イタリアに攻めることを考えます。
ちなみに先の戦の一年後です。(ほら、すーぐ攻めちゃうんだから)
あれ? 大きな損害を受けてはずじゃ……?
大きな損害でも致命的な損害では無かったらしく、一年で攻めることができるまでもどったとか。
(逆に西ローマ帝国は崩壊のきっかけとなるくらいの戦でした。)
北イタリア侵攻を開始し、次々と都市を落としていきます。
アッティラ「ひゃはー!! このままローマまで行っちゃうぜ!!」
と思っている時にアクシデントは起きます。
都市を落としている途中に何度も同じ人物の軍隊の奇襲に遭います。
そう、この時点で相手の罠に引っかかっていました。
アッティラ軍は多くの兵力を有して進行していたため、奇襲による足止め効果で食糧難に陥ります。
敵からすると「してやったり」ってところですかね。
さらに悪いことは一つでは終わりませんでした。
疫病まで蔓延してしまうのです。
食糧難による餓死と疫病による病死が増え始め、アッテッラは悩みます。
この悩んでいる時に、イタリアの教皇・レオ1世が訪れてきます。
時を見測っていたのでしょうね。
内容は、イタリアからの撤退と和平交渉でした。
アッティラは肯くしかありませんでした。
これはローマ一歩前で起きたことで、無念だったと思います。
イタリアからの撤退後、再び東ローマ帝国を襲うことを考えます。
イタリア侵攻が上手くいかなかったためと考えられます。
(ほんとに、襲うことが好きだよな…)
しかし、考えただけで襲うことはありませんでした。
なぜなら、アッテッラが死んでしまったためです。
北イタリア侵攻では伝説が残っています。
① ある市街が燃える様を見るために丘の上に城を築き、これがウーディネの街の基になった。
② ミラノには町を占領したアッティラが宮殿にあった「皇帝が蛮族を踏みつける」壁画を「東西の皇帝がアッティラに黄金の袋をふりまく絵」に描き変えさせた。
などの伝説があります。ま、アッテッラに襲われた側の記録なので、印象が悪いのは仕方がないですね。
- 婚約で舞い上がり死亡!?
イタリア侵攻、自国に帰ってきたアッティラは結婚をします。
(と言っても、何人目かわからない妻の結婚式です)
自身の統治しているフン族ではない異民族からの貢物として女が送られてきます。
(若く、結構な美人らしい)その女との結婚を決め、婚礼を行います。
幸せ絶頂ですね。
しかし、その婚礼の夜にアッティラは死んでしまいます。
死亡の理由については諸説あり下に少し記述します。
① ローマ教皇の忠告を守らなかったため、神の天罰が下り婚礼の夜に死亡、残された部下は教皇の忠告を守り、夕日を背に生まれ故郷の東方に帰った という有名な伝承が残っている。(この事件をキリスト教の布教活動に利用される)
② 結婚式の祝宴で飲みすぎ、初夜の床で激しく吐血し、自らの血液に溺れて窒息死。発見された時、かたわらには、新妻のイルディコがベールで顔をおおいながら震えて泣いた
③ 新妻による暗殺なのか、単なる病死なのかは分からない。ただ歴史は、「血まみれになった王の側で、若い娘が1人泣いていた」とのみ。
などなど、多くの説があります。ですが、ほとんど婚礼の夜に死んだという部分は共通しています。婚礼の夜に死ぬなんて、アッティラは不運ですね。ですが、これでアッティラの人生は幕を閉じます。
- アッティラ死亡後のフン族
アッティラが死亡後、フン族は王位継承を争いが起きます。
しかし、フン族は多民族に襲われ終わりを迎えます。
大帝国を築いたフン族はあっけなく終わってしまいます。
儚いですね~日本で言う、藤原氏みたいなものですかね。
- 余談、神の鞭
アッティラは戦の時、自分で自分を「神の鞭」と呼び敵を攻撃していたとされています。
要するに
「SMプレイのS神様が襲来したから、Mは出て来い!」
と言ったんですね。※嘘です
なんで鞭なんだろう?
アッティラ
「俺は、神の代行! そう、神の鞭やくらえ!!」(あくまで、イメージ)
きっと、こんな感じで。
自身は神の代理であり敵を攻撃することは神の鞭と同等と考えていたそうです。
襲われた側からは恐れられていたそうだ。(これはキリスト教徒の話による)
- まとめ
英雄:フン族を大きな帝国まで押し上げた英雄
死因:諸説あり
謎に包まれているフン族絶頂期の王様として様々な国に襲撃したアッティラですが、死亡について書いていて、なんかかわいそうになっていました。
だって現代でいうと、結婚式を行った後だよ!!
幸せ絶頂やん!!
人生どんなに楽しいことがあっても、人生である限りあっけなく終わることを忘れてはいけませんね。
http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
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