第五回はいつもショップにいる店員さんです
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真明:レオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチ
身長:160cm/体重:40kg
出典:史実
地域:欧州
属性:混沌・善
性別:女性(体)
クラス:キャスター
FGOでのダ・ヴィンチちゃんはあの有名な「モナ・リザ」がモチーフとなっていますね。
「飽くなき探求心」と「無尽蔵の独創性」を兼ね備えた人物と言われています。
史上最高の画家の一人であるとともに、人類史上もっとも多才の呼び声も高い人物です。
- 万能の人
多才とは彼のためにある言葉
レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学・・・とにかくたくさんの分野でめっちゃ活躍して、「万能人」なんていうすごい異名を持っている天才です。
個人像法ダダ漏れの名前
レオナルドの本名「レオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチ」は
「ヴィンチ村」の
「セルさんの息子」の
「レオナルド」くん
という意味になります。
「レオナルド」が名前で、「セル」はパパの敬称(職業)、「ダ・ヴィンチ」が(出身地)ということです。
自己紹介されただけでどこの中学か完全に把握できますね。
ヨーロッパあるあるのこの長い名前は、ストーカーにとっては最適の環境を作っていたに違いないですね。
天才はベジタリアン!?
自然を愛してやまなかった彼はベジタリアンだったと言われています。
市場で売られていた鳥を買ったらその場で逃がしてあげていたそうです。
万能は眠らず
レオナルドは4時間ごとに15分寝るという独特な睡眠方法をとっていたそうです。
一日の睡眠時間が90分程度で、今で言う「ショートスリーパー」だったようです。
彼曰く
「15分では熟眠できないからスッキリ起きられるじゃい」
.
一日の睡眠時間が大学の講義一コマ分とは、なんとも天才の日常は理解しがたいですね。
- 万能人の両親
パパ
パパは今で言うイタリアの裕福な公証人(法律の専門家です。)
名前は「セル・ピエロ・フルオジーノ・ディ・アントーニオ・ダ・ヴィンチ」さん。
銀行家と仲が良く、そこの公証人もやってました。
銀行家は先に当主(?)が亡くなってしまいます。
銀行家の遺言は「妻が亡くなるまで今住んでいる家に住まうこと」でしたが、死の間際に「自分が死んだらピエロ(パパ)に家を譲るよ」に変更され、大きなお家を手に入れます。
ママ
ママは今で言う奴隷です。
当時の奴隷の名前は、マルゲリータさんやマッダレーナさんやカテリーナさんなんかが多かったらしいです。
レオナルドのママの名前も「カテリーナ」さんです。
少し前までの研究だと、農民だったとかいろいろ言われていましたが、最近の研究の中でも衝撃的な方をここでは記載しておきます。
複雑な家庭事情
パパが他人の奴隷との間に子供をもうけてしまったおかげで家庭事情が複雑化します。
もう世間的に大ダメージです。ほんとに。
レオナルドが生まれてから半年から一年以内に「他人の持ち物(奴隷)に勝手に手を出したら重罪ね令」が発令されて事態はさらにややこしくなります。
おかげで(自分のせい)貰った家にはすぐに住めなかったと言います。
定説とズレますが、5歳位までは母親と一緒に暮らしていたんじゃないか?なんて記述も見られるんです。
母親の身分が奴隷階級だったからさっさと追い払って、レオナルドを祖父が引き取ったんじゃないか?なんて考えるのも自然になってきます。
最近の研究だと指紋から人種を特定しているそうです。それによると彼の指紋は60%~70%アラブ人が持っている典型例に酷似しているようなので、母親はアラブ系の奴隷だったのかもしれませんね。
- 天才の呼び声
愛の欠落(幼少期)
レオナルドの幼少期については謎が多いです。
学校には通わず、自由奔放な幼少期を過ごしていたと言われています。
幼いレオナルドの遊び友達と言えば、豊かな自然やカエルなどの動物だったみたいです。
自然に興味をもち観察する能力はここで養われたのかな?
ママからの愛情に飢えていたって話もあります。
血がつながっていなかったためにわがまま言えなかったのかもしれませんね。
母親という愛情が欠落したことが、彼の異常なまでの好奇心を開花させたともいえます。
実際に、作品の中で生涯を通じて母の面影を追い求めているかのように感じます。
伝説の落書き
自然の中で育ったレオナルド少年は、ある日近所のおじさんが持ってきた盾に生き物の絵を落書きしちゃったんです。
普通だったら怒られるところなんですが、その絵がうますぎて逆に絶賛されるっていうなんとも天才らしいエピソードですね。
この時、息子の才能に気が付いたパパはレオナルド君を芸術の道へ進ませることを決心したと言われています。
近状のおじさんの盾に落書きをしてもしなくても、彼は万能の天才だったでしょうが、この盾に描かれた絵を皮切りに「芸術の才」を開花させていきます。
レオナルドの天才列伝
14歳で有名な芸術家の工房に弟子入りしたところから始まります。
この工房で一気に才能を開花させまくります。
師匠とレオナルドの合作作成中
師匠 「どうだね?レオナルド君、絵の調子の方は」
レオナルド「はいっ先生の足を引っ張らないよう精一杯描きました!」
師匠 「・・・フムフム」(こいつワシより上手くね?)
「ま…まぁ良く描けているんじゃないかな...」
レオナルド「ありがとうございます」
「新技法を取り入れて、描き方も変えてみました」
師匠 「これからも頑張ってくれよ...」(ワシもう絵を描くのやめよ)
などというやり取りがあったかは保証しませんが、芸術の世界では天才と有名な芸術家である師匠が二度と絵を描くことはなくなっとされています。
その後レオナルドは独立し自分の工房を持つようになります。
- 万能の開花
音楽の才能
音楽家としてのレオナルドは馬の頭部を使ってオリジナルの弦楽器(リラ)を作製します。これが王宮の目に留まりミラノへ行くことになります。
レオナルド「馬の頭部を使って弦楽器を作成いたしました!」
国 「なんと素晴らしい楽器だ」
(そうだ、この楽器を手土産にミラノ公国と平和条約を結ぼう)
「この楽器をもって今すぐミラノへいきなさい」
レオナルド(修道院から頼まれた絵画まだ途中なんだよなぁ...)
(国には逆らえないから行くしかないなぁ)
(別に仕事に飽きてきたとかそういうのじゃないから。)
(国の頼み…いや、命令!そう命令だから仕方なくだから)
「わかりましたっ!」('◇')ゞ
彼が仕事をバックれてミラノへ引っ越したのはこんなことがあったからだと言われています。
ミラノで魅せる建築の才
ミラノの公爵様からの推しメンになります。
ダヴィンチは超仕事します。
大聖堂の屋根の設計をするかと思えば、馬の彫刻(後の戦争で使われる)を手がけたり、都市開発にも口を出していたなんて話もありますね。
さらに、このころにあの有名な「最後の晩餐」も描いちゃって建築、自然科学、数学、美術、等々で大活躍!まさしく「万能人」でした。
レオナルドが天才の名を欲しいままにしていたころ、イタリア戦争が勃発します。
完全に戦争に加担する直前に「最後の晩餐」を書き上げました。
今でも有名な絵です。あのデカいやつです。
稀代の天才軍事技術者
ダヴィンチは天才軍事技術者として軍人デビューします。
この時の書いた町の設計図(鳥瞰図)がまたまた大絶賛され、彼の名はさらに有名になります。
そのほかにも、飛行機の原型・潜水服の原型・装甲車や戦車、パラシュートなど兵器の原型になる物を多数考案した人でもあります。
もうこいつ一人でいいんじゃないかな。
モナ・リザ
この人は世界の名画「モナ・リザ」を描いた人です。
世界で最も有名な絵といわれています。
この作品はレオナルドが軍人していた時に描かれたものとも言われています。
定説では「モナ(村の名前)のリザ婦人」だという風に言われていますが「女体化した本人の自画像なんじゃないか?」や「暗号が隠されているんじゃないか?」などほかにも多数のうわさや都市伝説、ミステリーが尽きない作品です。
まぁ、真実は彼自身にしかわからないのでここでは何とも言えません。
ともあれ、レオナルドは死の床に置いていた絵らしいですから、お気に入りの一枚だったことは間違いありませんね。
- 万能も人
クールでイケメン、天才の呼声高く優しくてコミュ力も高かったらしいです。
友達も大勢いて、助手や弟子からも慕われてたとか。
今までの解説で彼がチートキャラだということは理解できたでしょう。
では万能の「人」の部分を紹介していきましょう。
満たされぬ天才
天才ほど心の闇が大きいっていうよね?
多才すぎるレオナルドですが、内面は気難しくて頑固、常に孤独を感じていたと言われています。
常に満たされない何かが、創作活動の原動力だったということでしょう。
弟子なんかの愚痴や嫉妬もすごかったみたいです。
上司や部下の愚痴を言うあたり、人の私たちと変わりませんね。
天才の副作用
究極の飽き性だったともいわれています。
彼の名言の中に
「芸術に決して完成ということはない。途中で見切りをつけたものがあるがけだ」
という物があります。
天才過ぎるあまり満足に至ることができなかったのでしょう。
完成が見えな過ぎて、諦めの境地へ至ってしまったのでしょうか。
超天才の持つ、超平凡な欠点
様々なジャンルで活躍した彼ですが、暗記や暗算なんかが苦手だったようです。
実際に、彼はメモ魔でとにかく尋常じゃない量のメモを取っていたらしいです。
メモには日付と場所が書かれているのですが、書かれた順番と日付がバラバラで解析に手間がかかったそうな。
学校の勉強で言ったら英語も社会も苦手だったそうな。
「万能の天才」は「万能のような天才」だったということで、私たちとおんなじで普通にできないこともあったみたいです。
- 天才の残したもの
彼が考え出した科学技術のうち、実際に実用化されたものは意外と少ないです。
自動糸巻器、針金の強度検査機といった小規模なアイディアは実用化され、製造業に革新をもたらしました。
また、解剖学、土木工学、光学、流体力学の分野でも重要な発見をしていたみたいですが世間に発表しなかったのでその道の発展にはつながらなかったみたいです。
メガネの原理も解明していたらしく、コンタクトレンズの構想まで練っていたらしいというただの驚きです。
彼は大気減少の解析のためアルプスに登り、雨の降り方や大気の色の変化などを精密に記録しています。
水質検査を科学者と行ったこともあります。
絵画を描くために様々な研究を行い科学的な知識を身に着けたことで、彼は天才として称賛されるようになったのです。
子孫
レオナルドには子供がいないため直系ではありませんが、最新の研究で彼の血を引く人物が数十名ほどいるとされています。
その中にはアカデミー賞にノミネートされた映画監督もいるとか天才の遺伝子は兄弟を通して受け継がれているみたいです。
- 天才の最後
人気者のレオナルドは広井館に弟子や友達と住んでいたそうです。
今で言うシェアハウスみたいな感覚だったのでしょうか。
この館でみんなに看取られて亡くなったそうです。
死因は病死だと言われていますが、何の病気だったのか詳しくはわかっていません。
- まとめ
英雄:万能人と称される数々の功績や作品の親
死因:病死
彼の残した捉え方に、「シンプルイズベスト」という物があります。
「リンゴという果実。このシンプルさが、究極の洗練である」
アップルのジョブズ氏の言葉ですね。
これはレオナルドの言葉から来ています。
彼の考え方は万人に受けがいいのでしょうか?
どちらにしても真の多才であるのに人気者という時点で彼は万人受けの天才だったのかもしれませんね。
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