さて、こちらはおなじみの方です
Cooooooolな方のジルです
http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
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真名:ジル・ド・レェ
身長:196cm / 体重:70kg
出典:史実
地域:フランス
属性:混沌・悪 / カテゴリ:人
性別:男性
クラス:キャスター
セイバーの時と比べて体重が20㌔ほど減っているんですよね。
ジャンヌが死んできっと鬱になってしまったのでしょう
しかし身長は10cmほど伸びているということなので
ひょろ長くて気持ちの悪い見た目になったと言えるでしょう。
では史実の彼はどのように堕ちていったのでしょうか
彼の「キャスターの部分のみ」を紹介していきます。
セイバーのジルを呼んでいない方はこちらを先に読んでみてはいかがでしょうか。
出生や半生についてはそちらでザックリ解説しています。
- 堕落の元帥
セイバーの方で説明した通り
王様から格別の名誉を与えられ元帥の位をいただいたジルは「パリ包囲戦」以降軍を率いて戦うことはなく、領地に引きこもっていきます。
軍事活動もたびたび行いますが小さな土地を奪いに行ったり、イングランドに捕縛されたジャンヌダルクを助けに行くため、ルーアン(ジャンヌ火刑の地)を攻撃したりと、大きな国の軍事活動は行いません。
この辺からだんだん金持ち貴族特有の遊びに身を堕していきます。
- 県二つ分の超財産、使い切れないと思うじゃん?
フランス最大の勢力を持とうとするほどの超大金持ちです
信じられないほどの経済力と影響力があります。
ジルは芸術をこよなく愛しました。
それこそ世界中から超高額な美術品を買い漁ったんですね。
しかもそれを自慢する目的もあったのでしょうか?
毎日パーティします。連日宴の席を設けては豪遊します。
湯水のようにとはまさにこのことなのでしょうね
莫大な財産を瞬く間に浪費していきます。
金が尽きそうな彼はさらにとんでもないものに手を出します。
- 覚醒のジル
お金を使いまくったジルはついに錬金術や黒魔術などに手を出してしまいます。
人間楽して大金を手に入れようとすると、大抵のところ人生がめちゃくちゃになりますね
金の錬成がうまくいかないジルは黒魔術に手を出します。
ここで最低の出会いが待っています。
「詐欺師:フランソワ・プレラーティ」に騙されます。
黒魔術こそが錬金に必要不可欠だと言われ、騙されてしまいます
すでにショタに目覚めていたジルは完全に覚醒してしまいます。
- 黒魔術の錬金術師:ジル・ド・レェ
なんだか遊〇王やハガ〇ンに出てきそうな感じになってしまいましたね
さて、プレラーティから黒魔術(悪魔信仰)に関する知識を貰った彼はものすごい速度で堕ちていきます。
このころにはジャンヌも処刑されており完全に何かが壊れてしまっていたのでしょう。
悪魔信仰(サタニズム)は悪魔崇拝とも同義でよいでしょう。
我々日本人から見ると魔法陣から何かを召喚しそうな字面ですが、現代の悪魔信仰はそこまで強烈ではありません。※そういう宗派もあるようですが
人ならだれでも持っている悪い所を取り扱う物だと考えればよいでしょう。
さて話を戻します
ジルの悪魔崇拝は残念ながら「魔法陣から召喚するほう」でした。
悪魔を召喚して契約する。所謂使い魔にしようとしたわけです
召喚にはいろいろと代価が必要となります
その中に
人の生き血や新鮮な心臓などがあったのでしょう
それも相まって、ジルは「素材」を調達しに行ってしまうんです
- 猟奇快楽殺人鬼
悪魔との契約に熱心になった理由として、錬金術の成功やそれによって得られる金で遊ぶこともあったのでしょうが、作品の中にもあった「ジャンヌを裏切った神への冒涜行為」というのもきっとあったのでしょう。
ジルは悪魔への生贄として少年の心臓などを主に捧げました。
しかしだんだんとそれが悪魔を召喚するための物じゃなくなっていきます
少年をいたぶって殺すことに性的な興奮を覚えてしまったジルは実に100人から1000人ほどの少年を誘拐し殺害します。
内容はあまりにショッキングなのでここでは割愛しますが、勇気のある方・今夜眠らなくていい方は調べてみるといいのではないでしょうか……おすすめはしませんが
興味のある方は決して調べてはいけませんよ。興味本位で見ていいものじゃないです。
- 栄光の失墜と人による裁き
さすがにこれほどの人数が領内でいなくなればバレますよ、そりゃ
でもこの時、ジルは慈善活動(礼拝堂の建設費を出す等)もしていましたし、何より国を救った英雄に名を連ねる元帥の一人です。しかもフランス最大の領を持つ大領主です。
当時簡単に罪に問うことはできませんでした。
しかし、ミサ(教会で神様にお祈りをする会)の邪魔をしたり、聖職者を拉致ったりと宗教屋を完全に敵に回したことを皮切りにジルをはめる動きが始まり、ジルはこれに引っかかります。
異端審問というやつにかけられますね。
罪状は
「悪魔との契約」を中心にショタ虐殺などが鏤められたざまあみろな罪状でした。
一か月半くらい裁判をした後もちろん死刑です。
当り前です。
殺害された人数がはっきりしないのは、裁判での部下の証言がまちまちだったり、ジルが認めたり認めなかったり、後に「青髭」として語られる多くの話で人数が増えまくった可能性などを考慮しているからです。
一応文献には
100人
300人
500人
1200人
と4種類ありまして
フランス語の物とイギリス語の物と日本語の物がありますがどれもまちまちです。
さて、死刑が言い渡されますが死刑にもいろいろあります。
その中でも絞首刑に処されます。
本当は死体を焼かれるはずでしたが、裁判の間のジルは反省の色を見せていたそうで、それは免れたとか。※死体が焼かれたという記述のある文献もあります。諸説あります。
日本ではご遺体を焼きますが、火葬ではなく土葬の文化ですから
死体を焼くというのは死者への冒涜に相当したそうです。
こうして殺戮元帥ジル・ド・レェの人生は幕を閉じます。
- まとめ
反英雄:すさまじい数の少年を殺し、それを芸術として楽しんだ
死因:人による死刑(絞首刑)
セイバーの方であまり紹介しませんでしたが、ジルの浪費癖は最初からだったようです。
あとショタに目覚めたのはたぶんジルを引き取ったおじいちゃんの影響じゃないかと思います。おじいちゃんロリコンなんです……
どんな栄光を勝ち取っても、どんな栄冠を賜っても、どんな世界に生まれても。
やっぱり楽して稼ごうとするといいことないですね……
節約しよ。
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