第三回になりますね
fate/Apocypha
に出てくるセイバーさんです
なんというか…
すまないさんです
http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
こちらにサイト移動しました
真名:ジークリート
身長:190cm / 体重:80kg
出典:ニーベルンゲンの歌
地域:ドイツ
属性:混沌・善 / カテゴリ:他
性別:男性
クラス:セイバー
すまない…
大英雄でしかも原作では強キャラなのに、FGOでの性能が微妙以下ですまない…
召喚の時なんかは毎回お世話になってます
全国の被害者マスターさん
「武蔵ピックアップ回すぜぇぇぇ!」→「金のセイバー!!来た来たきたぁぁぁぁあ!!!!」→(半不死身の大英雄ですまない)→「」
ええそうです。わたくしです。
- ニーベルンゲンの歌
すまないさんもとい、ジークフリートさんが出てくる小説です。小説で大丈夫です。
写本も何冊か残されています。
誰が書いたかはわかっていません(それらしき人はいるようですが確定はしていないとのこと)
この物語にはいくつかのバージョンがあります。
アーサー王伝説のような感じで、印刷するごとにその人が「原作ブレイカー」をしていったのでしょう。
やはりはっきりとした原典は見つかってないようです。
元となったと思われるものも多数存在します。
いくつか紹介していきましょう。
エッダ英雄伝 ↑ 古い
ヴォルスング・サガ ↑
ニーベルンゲンの歌 ↑
シドレクス・サガ
ノルナゲスト伝説 ↓
ニーベルングの指輪 ↓
ニーベルンゲン ↓ 新しい
他サイト様を参考にしながら、主なものを出したつもりです。
下に行くほど現代に近いと考えられています。
どんな伝説も物語もそうですがコピー機なんてないので、人気が出ると手書きで印刷します。
その拍子に
印刷屋のおっちゃん「お、こいつが持ってる聖剣の名前もっとかっこよくしたろ」
(聖剣の名前はバルムンクっと カキカキ)
とか
印刷屋のばっちゃん「あら、この騎士はきっとイケメンだわ!白馬に乗せましょ!」
(彼は騎乗の名手っと シュルシュルリ)
こんな感じです。
人気の作品はオリジナルにどんどんいろんなものがくっつきます。
しょうがないです。
- ジークフリートのドラゴンスレイヤー列伝の元になった(と思われる)お話
オーディン、ロキ、ヘニルという北欧神話の有名人がいました。
彼らがブラブラしていると生き物的な何かが現れました。
彼らは暇だったので動物的な何かをハントし、素材を剝ぎ取ってしまいました。
彼らはそのまま巨人族の家にホームステイしに行きます。
しかしホームステイ先の巨人フレイドニルは剥ぎ取った素材を見て大激怒。
フレイドニル「ざっけんなよお前ら!それうちの息子が化けてたカワウソ的なやつの素材じゃん!うちの息子死んだじゃねぇか!どうしてくれんだ!」
困ったオデンロッキーヘニールは
オデンロッキーヘニール「スイマセンデシタナンデモスルンデユルシテチョ」
これを聞いたフレイドは
フレイドニル「え?今何でもするって言ったよね?」
「じゃあその素材が埋まるくらいの……金よこせ」
これによりロキは資金調達を任されます
ここでロキが「ニーベルンゲン族」の財宝を根こそぎ毟り取ってきます。
おかげで財宝には外せない呪いがくっ付きます。
お宝を呪いごと渡すと
フレイドニル「おほっwこれで一生遊んで暮らせるぅ⤴」
息子二人「親父!ちょっとくらいよこせよ!!」
フレイドニル「これは俺のだ!誰にも渡さんZO!」
息子二人「殺す!」
呪いのせいか何なのか、フレイドニルは息子たちに殺されてしまいます。
でも兄貴が宝を独り占めして離しません。お兄ちゃんの名前は「ファフニール」です。
弟のレギンは宝の山で高笑いする兄が禍々しい竜へと変貌するのを見ました
レギンは鍛冶職人で、人外の弟子を持っていました。
シグルド君です。
レギン「シグルド君さぁ、ちょっとドラゴン狩りとかどう?興味、ある?」
シグルド「マジっすか!師匠パないっすね!」
レギン「おお、それはよかった。じゃあはいこれ。名剣グラム」
シグルド「マジっすか!師匠パないっすね!」
それによりファブニールは逝きます。
呪い付きのお宝をシグルド君がいただいて、なんやかんやで暗殺されます。
とまあこんな感じですこれのシグルドさんがジークフリートさんに時代を追うごとになり替わっていくといった感じです。それで大丈夫です。
本当はアルテラさんのお話とか初めに入れるべきですし、指輪の話も無視してますがしょうがないです。次行きましょ
- ジークフリートのドラゴンスレイヤー列伝
地元ドイツにおいてジーク様とその偉業は知らぬものがいないのです。
そのためニーベルンゲンの歌本編では前書き程度にしか書いてないんですよ。
ここではそんなすまn……ジーク様の英雄っぷりを少し紹介しますね。
ジークさんはイケメン王子でした。
少年時代から旅をしており、成人する前から人気もありました。
その旅の最中に「ニーベルンゲン族」を倒して、「呪い付きのお宝」と「透明マント」、「名剣バルムンク」をGETします。
その後有名な「ファフニール狩り」をして一躍有名人に!
この時全身に竜の血を浴びて不死身になります。
しかしここでジーク様最大の不覚!背中に張り付いていた大きめの葉っぱの部分だけ血がかからず生身のままに……
まああらすじはこんなもんです。
ここから先がニーベルンゲンの歌本編になってきます。
え?
ドラゴンスレイヤーっていうほど竜殺ししてないじゃないかって?
ドラゴンスレイヤー小次郎のほうがかっこいいって?
いやいや、一応このファブさんすごく強いんですよ?
ダンジョンワーム的なのに変身したり、毒属性だったり……
あと余談ですが、竜(ドラゴン)になるのは日本が多いです。
ドイツとかだとワームです。
(ドイツ)ワーム
(日本)蛇→蛇竜→じゃりゅう→邪竜(毒属性)
こんな感じですね。まあ大体あってるし、本場でもドラゴンになる物も多いですし。
- ニーベルンゲンの歌本編~ジーク王子求婚編~
ネーデルランドの王子をほめるところから始まります。
イケメンで気の利くとっても優しい王子様、しかもあの邪竜を倒したドラゴンスレイヤーなの!さらに言うと伝説の大剣バルムンクの担い手なのよ!
などと少女漫画のような主人公の株上げが来ます。
というのも上記で書いた通り、ジーク様の功績は本編の前座にちょっと入るだけなのでここでちゃんと説明しておく必要があるのでしょう。じゃあすまないさんの冒険譚入れろよ
ジーク王子は近国の王様の妹である「クリームヒルトちゃん」がめちゃ可愛いとの噂を聞いて
ジーク「おほw僕イケメンで英雄でドラゴンスレイヤーだZO?ぶっちゃけクリームヒルトたんもいちコロでゴザルww」
という感じ(嘘です)で求婚に行きます。
ジーク
「やあ、君がクリームヒルト姫だね」イケメンオーラ全開
(ヤベェ…超かわいい……もう我慢できないZO!!)
「よろしければこの僕と一緒にならないか?」白い歯が輝く
クリームヒルト姫
「まあ素敵。結婚したいけど、兄がいて……」
「さすがに独身の兄を差し置いて結婚はちょっと…」
「一応婚活は頑張ってて求婚もしてるんだけど……」
ジーク
(姫は何か言いたそうにこっちをみている)
(イベントきたぁぁぁぁ!!これは好感度ボーナスのフラグ!!)
「なにか僕にできることはあるかい?君と結婚できるなら何でもやるさ」キラキラオーラが漂う
クリームヒルト姫
(うれしそうに微笑む)
ジーク
(フッ、ギャルゲーのドラゴンスレイヤーと呼ばれた俺じゃなかったら見逃してたね)
とまあこんな感じで、ひょんなことからクリームパンの兄「グンデル」を助けることになる。
- ニーベルンゲンの歌本編~もやし兄ちゃん援護編~
「グンデル兄ちゃん」の求婚相手はアイスランドの女王様
剛腕無双の怪力娘「ブリュンヒルデ」ちゃんです。
ブリュンちゃんの結婚の条件が
ブリュンヒルデ「私と結婚したかったら、私を倒していきなさい!」
らしいです。はい。
しかもこの人、求婚に来た人みんな半殺しか殺しちゃってるんですよ。
それくらいゴリラ女だったんです。
対戦の日、上記で手に入れた透明マントを使い、ジークフリートが「もやし兄ちゃん」の援護をします。
なぜバレなかったのかとかはツッコまずに、作戦は成功し「もやし」の求婚は成立します。
姫ともやしが国王に
姫・もやし「ジーク様はいい文明」
と吹込み、ジークは国王の信頼を得ます。
それが大きな要因となり、ジークはクリームヒルトたんを国王公認でゲットします。
もやし×ゴリラカップル
婚姻の夜に事件が起きます。
ゴリラ嫁がもやし旦那をボコってしまうのです。
しかももやしは全裸で寝室にぶら下げられるというなんともシュールな…
もやしはジーク君に泣きつきます。
もやし「ジーク様マジ助けて。思ってた結婚生活と違う。」
ジーク「美人に全裸で吊るされるとかウラヤマシイ」
もやし「え?いまなんて?」
ジーク「私が何とかしよう」
といった感じで、もやしに変装したジーク様は寝室でブリュンちゃんを組み敷きます。
もやし(ジーク)「昨日は酔っていたからな」
ブリュンヒルデ 「なん……だと……!?」
もやし(ジーク)「しらふの俺に勝てると思うな。やけどするぜ。」
ブリュンちゃん 「素敵///」
となったかはさっぱりわかりませんが
ブリュンちゃんはもやしに従うようになります。
- ニーベルンゲンの歌本編~死因:奥様の喧嘩に巻き込まれて~
少しすると、クリームヒルトは里帰りをします。
どっちが喧嘩を売ったのか、夫のことで喧嘩になります。
きっとこんな感じだったのでしょう。
ブリュンちゃん
「うちのグンテル様(もやし兄ちゃん)のほうが強くてかっこいいのよ!!」
クリームヒルト
「うちのジーク様だって強くてかっこいいわよ!」
ブリュンちゃん
「うちのグンテル様はこの私より強いのよ?あんたの所のジークなんちゃらなんかへでもないわ」
クリームヒルト
「ざけんじゃないわよ!」
「クソもやしなの知らないの?」
「戦ってあんたを倒したのも、寝室であんたを組み伏せたのも、かくかくしかじかでうちのジーク様なんだからぁ!」
これを言われてブリュンちゃん、泣いちゃいます。
一瞬でもかわいいと思いましたか?
これが原因で大英雄は死ぬんですけど。
王家に恥をかかされたので騎士団が激怒
ジークフリート討伐に乗り出します。
中でも「ハゲネ」というやつが策士で、モン〇ンガチ勢のオフ会である狩猟大会に呼び出して森の中で暗殺。
ジーク様はバルムンク以外の財宝を川の底に沈められてしまいます。
- まとめ
英雄:ファフニールの討伐を筆頭にした武勇伝の数々
死因:夫自慢が盛り上がって喧嘩に発展しただけで事実上、女子会の被害者
この後クリームヒルトクリームヒルトさんはジークさんの仇討ちを決意します。
そこでフン族の大王、「アッティラ」さんの求婚を受けたりしますが、それはまた別のお話。
- http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
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