わかった気になるFateキャラ別史実ザックリ解説 忍者ブログ

わかった気になるFateキャラ別史実ザックリ解説

魔法使いの夜とかfateとか月姫、空の境界を中心に人生を型月で回している者です。 FGOのマテリアル順でサーヴァントの史実紹介をしていきます。やってほしいキャラがいたらツイッターへどうぞ。わかりにくい、明らかに間違ってる等ありましたらツイッターへよろしくです。ツイッター:https://twitter.com/fate_daisukiです。応援してくれる方はモナーコインくだされMGTJuAi3W1hLUttTockdGPb2abgDEnNpjf←マデ(ゲス顔ლ(´ڡ`ლ)グェッヘッヘッ) http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html こちらにサイト移動しました

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【FGO】【史実】第六天魔王:織田信長 逸話紹介

織田信長
Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚では魔人アーチャーとして
Fate/Grand Orderではそのまま織田信長アーチャーとして出ています。
グダグダ本能寺のイベントで配布されるサーヴァントですね。
http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
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真名:織田信長
身長:152cm
体重:39kgFGOでは43kg
出典:史実
地域:日本 属性:秩序・中庸
カテゴリ:人
性別:女性
クラス:アーチャー


史実では男ですがFateでは女性として出てきます。
通称、ノッブと言われています。
回すほうのノッブとは別人です。


  1. 天才を隠すためのうつけ者芝居!?
    信長と言えば、幼少期から奇異な行動で後々うつけと呼ばれ、教育係が死んだ後に覚醒し、天下取ったるでーって感じの人生を送った人ですよね。

    教育係「こんなうつけの信長に育つ予定ではなかったんです!! 先代ごめんなさい、自害してお詫びします!!」
    信長「え、これ、俺がうつけだったから自害したの!? うそ、これから俺はまじめにやるよ、うおぉーー!!」

    ここから覚醒期に入り、天下を目指して進んで最後は本能寺の変で逝きます。
    よく聞く信長の歴史ですよね。

    しかし、最近になり別の史実では信長の才能を信じた信秀(パパ)が後継者争いを避けるためにわざとうつけものを演じさせたという見解もあるそうです。
    その他にも、敵国を欺くためや時代が信長に追いついていないなど様々なものがあります。

    才能隠すのはいいけど教育係死んじゃっていいのかな?
  2. 信長ってどんな人?
    ・ワンマン社長タイプ
    ・自分に害があるやつはとことん許さない
    ・慕ってくれる人には優しい

    こんな感じですかね
    あとはイベント好きだったりですかね。

    いや、違う、合理的で経済力でブイブイ言わせるワンマン社長これですね。
  3. 合理的で経済力に物を言わせるすごい人!?
    行った政策で良く楽市楽座や関所の撤廃を聞きます。
    ザックリ述べると今までの城主は農民の税収で生活していたが、商業や貿易の税収入に変えたってことです。
    また、官位よりも直轄地を褒美として選び、

    金にならないなら官位なんていらなくね?だったら貿易で儲けた方が良くね?

    って感じですかね。

    これで経済力が半端なくなります。
    後は、戦専門の武士集団を設立して城下に住まわせたことですかね。

    え、戦国時代ってそれが当り前じゃないの?

    と思いますよね。違うんですよ。

    当時は農兵、つまり農業をやっている人を戦の時に召集する方法が基本でした。
    有名な風林火山VS軍神戦のほとんどが夏にやるか冬にやるかですよね。これにはそういう訳があるのです

    さてここでまた合理的な考えをしてきましたではここからさらに合理的で経済力がすごい信長の人生を追ってみましょう。
  4. 幼少期から感じさせている大物感
    赤子の時に乳母の乳首を「この母乳まずくね?(悪まで想像)」と嚙ちぎったお話があるそうで、赤子の時からなんかやらかしてくれてますね。

    いや、その前に赤子の時に乳首を嚙ちぎるだけの歯と顎があるのかよ………

    また、2歳の時から城主となりました。
    2歳から城主って大丈夫なん??もちろん大丈夫です。

    信秀(パパ)「爺達(のちの教育係)がいるもん!!」

    だそうです。
    他に、幼少期に徳川家康と遊んでいたことや放火しようとして止められたことなどがあります。この時代からうつけと呼ばれることになります。
  5. 信長覚醒! 教育係の死をきっかけに!?
    現代でいう成人は当時の13歳であり、15歳になった信長は敵対してた斎藤道三との和睦として濃姫(帰蝶)と政略結婚をします。
    当時では政略結婚なんてざらにありましたから。

    結婚して一息ついている時に、信秀(パパ)がポックリ死んでしまいます。
    約18歳でお家を継ぎます。
    さて、この時もまだうつけ者と呼ばれています。

    そして、爺やこと教育係がうつけ者に育ててしまったと自害してしまいます。

    そう、ここから爺やの死後をきっかけに信長の覚醒が始まります。
    (ちなみに信長はこの教育係のお寺を開山します、)

    信長の才能に気付いた人がいました。
    嫁の親父さん 斎藤道三です。

    道三は信長がうつけ者であるかどうか判断するために呼び出します。
    会場で紹介を受け

    信長「であるか」
    道三「え、「であるか」、カッコいい!!」
      「その上 なんか一流オーラがパないんですけど!!」
      「儂の息子、信長の一流オーラには勝てなくね?」
      「てか、信長の下にいる未来しか見えない」

    と述べています(※イメージです)

    さて、覚醒した信長は無双を始めます。

    織田家の本筋を攻め、追放(今後の本拠地、清須城をGET)
           ↓ 
    弟を擁護する輩を攻め、倒す(柴田さん家の勝家をGET)
           ↓
    お家騒動の発端、弟を倒す(お家騒動終了)
           ↓
    残りの織田家を一気に倒す(国統一&GET)
           ↓
    将軍に会いに行く(位GET)

    約ここまでで10年です天才でも結構かかっている物なのですね。
    しかし、うつけ者と呼ばれていた人物が覚醒すればほぼ負けなしでここまで来るなんてなんてカッコいいのでしょうか。
    俺も覚醒したい……
  6. 覚醒信長に戦力差なんて関係なし?
    皆さん子供の時に聞いたことがある、今川義元との戦いは何の戦いでしょう?
    そう、桶狭間の戦いです。

    なんと戦力差は約10倍以上!!その戦力を奇襲で打ち破る覚醒信長カッコいい!!

    ってなりますよね。
    でも最近は、武士集団VS農兵集団とか
    信長の50万石VS今川70万石(万石は現代でいうと、国のGDPみたいな感じです)
    などなど言われ始めており、

    あれ?これ奇襲したら勝つ確率意外と高くね?

    となっております。
    なぜ、こんな劣勢で大勢を倒した話しになってるんでしょう?
    これは現代でも行われている、イメージ戦略ですね。

    優位な立場に立ち、相手に恐怖心を植え付けるこれが目的ではないでしょうか。
    (余談ですが、桶狭間の戦いの嵐について信長は自軍にいた天気予報士みたいな人のおかげで分かっていたとかどうとか。)

    てっことは裏付けされた戦いだった可能性がありますね。
    戦力差関係なしってかもしや戦力互角ぐらいじゃね?
  7. 嫁の実家攻略からの天下布武
    嫁の実家の城を攻略したころに「天下布武」という文字が使われ始めます。
    天下統一するという意味が込められています。

    天下統一を成し遂げたのは豊臣秀吉ですが、初めに考えていたのは信長です。

    ところでこの天下布武の天下と言えば日本全国を示しますよね?
    もしかすると、

    「天=天皇 下=天皇の住んでいる場所を中心とした現代でいう近畿地方」

    と考える説も出始めています。
    この場合だとなんか信長が少ししょぼく見えますね。
    (国の主になっているんだからしょぼいことはないんですが)
  8. イベント好きな一面
    信長は実はイベント好きだったらしいです。
    ・現代でいう城のライトアップ
    ・相撲大会
    ・軍隊パレード
    Etc……

    特に行われたのが相撲大会ですね。

    「土俵を考えたのって信長じゃね?」

    という説が出るくらい、相撲好きだったこともあり、地域大会から領土全域での大会など様々な規模の相撲大会が行われたらしいですよ。
    相撲大会のルールや行司の制定など、現在の形になる原型を作ったのも信長だと言われるほどですから。

    しかし、信長は趣味だけでは終わらせないんですよ
    相撲大会で優秀な成績を収めた人を身分関係なく家来として雇用していきます。
    これで、戦力補充も完璧!!抜け目がないな~全く。

    また、城下町の人々を楽しませるために城のライトアップを企画して、実行したこともあります。
    ちなみに、主催した張本人もイベントには参加しますよ。
    お前が相撲したかっただけだろ
  9. 信長、本願寺焼いたってよ~ワンマン社長っぷり~
    信長が恐れられているのは、この本願寺を焼き払ったことがきっかけではないでしょうか。
    信長と敵対していた人たちが攻撃を受け逃げ出します。
    逃げ、かくまってもらったのが宗教の本山。
    本願寺でした。

    敵 「さすがのうつけも宗教の本山まで殺しに来ることはないだろう。」
    信長「敵をかくまう? なら焼くしかなくね?」
    部下「あの、宗教の本山なんですけど?」
    信長「異論は認めないから」
    部下「いや、でも、さすがに……」
    信長「やれ」
    部下「………ハイ」

    という具合のワンマン社長っぷりを見せ、焼き払います。
    しかも子供から老人、性別関係なしに焼き払います。

    これが冷酷非情な信長の一面です。
    自分に害をなすものは容赦しません。

    他にも、ワンマンぶりを残す史実、残虐な面を残す史実があります。
    ここではあまり触れませんが気になる方は調べてみてください。

    しかし、この当時の僧侶は腐敗しきっていたという話があり、一部では本願寺焼きでスッキリした民衆もいたそうです。
  10. 部下の浮気の仲裁するぐらい優しい一面
    冷徹で残酷と言われていた人にも優しい一面もあったんですよ。
    部下の豊臣秀吉夫婦の喧嘩を止めたこともあるんです。
    秀吉の浮気を知った、奥さんが信長に

    「あの、サルが浮気してるのよ! 信長様ひどいと思いません??」

    と、そこで信長は奥さんのことを助けるために手紙を秀吉に送ります。

    モブ「秀吉さん、手紙です」
    秀吉「今いいところなのに、誰からだよ。」
    モブ「織田さんからです」
    秀吉「え、マジ?! かせ!」
    信長(手紙)「サル、わし。お前の浮気知っちゃった(⌒∇⌒)」
    秀吉(ガクカク、ブルブル)

    たぶんこんな感じで収めたんでしょう。
    ※ただし、秀吉の女好きは治りませんでした。

    他にも、体に障害がある人に服あげたりと家を作った記録もあり、海外から来た外国人の親を気遣ったり優しい面もある人なんですよ。
  11. 〆は本能寺にて
    信長が部下の裏切りにあって寺が燃えてる中、自害したことで有名な本能寺の変です。
    いまだに真相が暴かれることはなく多くの謎が残っています。
    どれくらい謎かって言うと、

    邪馬台国、坂本龍馬の暗殺に並んで3大日本史の謎

    と呼ばれるくらい謎です。

    信長が戦の支度を本能寺でしている時でした。
    深夜3時くらいに明智軍が大勢で本能寺を攻めます。
    びっくりでしょうね、
    100の信長に対して光秀は1万を超える兵で来たとか。

    タコ殴り状態じゃねか

    そこで応戦する信長ですが致命傷を負います。
    そこで

    信長「こんな大群に勝てるわけなくね? あーもう潔く自害しよ」(※イメージです)

    と部屋にこもり敦盛を詠い自害します。
    ここで天下一を目の前に信長は死んでいきます。
    もし、信長が生きていたらあと1.2年で天下統一していたのではないかと言われています。

    信長自身も悔やんでいるのではないでしょうか。
    ともあれ、戦国時代を作り、先導した人物の幕引きとなりました。
  12. まとめ
    英雄:良くも悪くも時代を進めた英雄
    死因:部下に裏切られ自害(諸説あり)

    信長が戦の前に好んで詠っていた敦盛の一文で

    「人間50年 下天のうちをくらぶれば~(略)」という言葉があります。

    「人間の寿命はみじかく、儚い。だからこそ何かを残そうと必死に生き抜かなければならない」

    このような解釈もできます。
    信長も短い人生を必死に生き、名を遺したように私達も短い人生、必死に生き抜かなければなりませんね。

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【FGO】【史実】万能の天才:レオナルド・ダヴィンチ 逸話紹介

第五回はいつもショップにいる店員さんです

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真明:レオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチ
身長:160cm/体重:40kg
出典:史実
地域:欧州
属性:混沌・善
性別:女性(体)
クラス:キャスター


FGOでのダ・ヴィンチちゃんはあの有名な「モナ・リザ」がモチーフとなっていますね。
「飽くなき探求心」と「無尽蔵の独創性」を兼ね備えた人物と言われています。
史上最高の画家の一人であるとともに、人類史上もっとも多才の呼び声も高い人物です。

      1. 万能の人

        多才とは彼のためにある言葉
        レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学・・・とにかくたくさんの分野でめっちゃ活躍して、「万能人」なんていうすごい異名を持っている天才です。

        個人像法ダダ漏れの名前
        レオナルドの本名「レオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチ」は

        「ヴィンチ村」の
        「セルさんの息子」の
        「レオナルド」くん
        という意味になります。

        「レオナルド」が名前で、「セル」はパパの敬称(職業)、「ダ・ヴィンチ」が(出身地)ということです。

        自己紹介されただけでどこの中学か完全に把握できますね。
        ヨーロッパあるあるのこの長い名前は、ストーカーにとっては最適の環境を作っていたに違いないですね。

        天才はベジタリアン!?
        自然を愛してやまなかった彼はベジタリアンだったと言われています。
        市場で売られていた鳥を買ったらその場で逃がしてあげていたそうです。

        万能は眠らず
        レオナルドは4時間ごとに15分寝るという独特な睡眠方法をとっていたそうです。
        一日の睡眠時間が90分程度で、今で言う「ショートスリーパー」だったようです。

        彼曰く
        「15分では熟眠できないからスッキリ起きられるじゃい」
        .
        一日の睡眠時間が大学の講義一コマ分とは、なんとも天才の日常は理解しがたいですね。
      2. 万能人の両親
        パパ
        パパは今で言うイタリアの裕福な公証人(法律の専門家です。)
        名前は「セル・ピエロ・フルオジーノ・ディ・アントーニオ・ダ・ヴィンチ」さん。
        銀行家と仲が良く、そこの公証人もやってました。
        銀行家は先に当主(?)が亡くなってしまいます。
        銀行家の遺言は「妻が亡くなるまで今住んでいる家に住まうこと」でしたが、死の間際に「自分が死んだらピエロ(パパ)に家を譲るよ」に変更され、大きなお家を手に入れます。

        ママ
        ママは今で言う奴隷です。
        当時の奴隷の名前は、マルゲリータさんやマッダレーナさんやカテリーナさんなんかが多かったらしいです。
        レオナルドのママの名前も「カテリーナ」さんです。
        少し前までの研究だと、農民だったとかいろいろ言われていましたが、最近の研究の中でも衝撃的な方をここでは記載しておきます。

        複雑な家庭事情
        パパが他人の奴隷との間に子供をもうけてしまったおかげで家庭事情が複雑化します。
        もう世間的に大ダメージです。ほんとに。
        レオナルドが生まれてから半年から一年以内に「他人の持ち物(奴隷)に勝手に手を出したら重罪ね令」が発令されて事態はさらにややこしくなります。
        おかげで(自分のせい)貰った家にはすぐに住めなかったと言います。

        定説とズレますが、5歳位までは母親と一緒に暮らしていたんじゃないか?なんて記述も見られるんです。
        母親の身分が奴隷階級だったからさっさと追い払って、レオナルドを祖父が引き取ったんじゃないか?なんて考えるのも自然になってきます。

        最近の研究だと指紋から人種を特定しているそうです。それによると彼の指紋は60%~70%アラブ人が持っている典型例に酷似しているようなので、母親はアラブ系の奴隷だったのかもしれませんね。
      3. 天才の呼び声
        愛の欠落(幼少期)
        レオナルドの幼少期については謎が多いです。
        学校には通わず、自由奔放な幼少期を過ごしていたと言われています。
        幼いレオナルドの遊び友達と言えば、豊かな自然やカエルなどの動物だったみたいです。
        自然に興味をもち観察する能力はここで養われたのかな?
        ママからの愛情に飢えていたって話もあります。
        血がつながっていなかったためにわがまま言えなかったのかもしれませんね。
        母親という愛情が欠落したことが、彼の異常なまでの好奇心を開花させたともいえます。
        実際に、作品の中で生涯を通じて母の面影を追い求めているかのように感じます。

        伝説の落書き
        自然の中で育ったレオナルド少年は、ある日近所のおじさんが持ってきた盾に生き物の絵を落書きしちゃったんです。
        普通だったら怒られるところなんですが、その絵がうますぎて逆に絶賛されるっていうなんとも天才らしいエピソードですね。
        この時、息子の才能に気が付いたパパはレオナルド君を芸術の道へ進ませることを決心したと言われています。

        近状のおじさんの盾に落書きをしてもしなくても、彼は万能の天才だったでしょうが、この盾に描かれた絵を皮切りに「芸術の才」を開花させていきます。

        レオナルドの天才列伝
        14歳で有名な芸術家の工房に弟子入りしたところから始まります。
        この工房で一気に才能を開花させまくります。

        師匠とレオナルドの合作作成中

        師匠   「どうだね?レオナルド君、絵の調子の方は」
        レオナルド「はいっ先生の足を引っ張らないよう精一杯描きました!」
        師匠   「・・・フムフム」(こいつワシより上手くね?)
             「ま…まぁ良く描けているんじゃないかな...」

        レオナルド「ありがとうございます」
             「新技法を取り入れて、描き方も変えてみました」

        師匠   「これからも頑張ってくれよ...」(ワシもう絵を描くのやめよ)

        などというやり取りがあったかは保証しませんが、芸術の世界では天才と有名な芸術家である師匠が二度と絵を描くことはなくなっとされています。

        その後レオナルドは独立し自分の工房を持つようになります。
      4. 万能の開花
        音楽の才能
        音楽家としてのレオナルドは馬の頭部を使ってオリジナルの弦楽器(リラ)を作製します。これが王宮の目に留まりミラノへ行くことになります。

        レオナルド「馬の頭部を使って弦楽器を作成いたしました!」
        国    「なんと素晴らしい楽器だ」
             (そうだ、この楽器を手土産にミラノ公国と平和条約を結ぼう)
             「この楽器をもって今すぐミラノへいきなさい」
        レオナルド(修道院から頼まれた絵画まだ途中なんだよなぁ...)
             (国には逆らえないから行くしかないなぁ)
             (別に仕事に飽きてきたとかそういうのじゃないから。)
             (国の頼み…いや、命令!そう命令だから仕方なくだから)
             「わかりましたっ!」('◇')ゞ


        彼が仕事をバックれてミラノへ引っ越したのはこんなことがあったからだと言われています。

        ミラノで魅せる建築の才
        ミラノの公爵様からの推しメンになります。
        ダヴィンチは超仕事します。
        大聖堂の屋根の設計をするかと思えば、馬の彫刻(後の戦争で使われる)を手がけたり、都市開発にも口を出していたなんて話もありますね。


        さらに、このころにあの有名な「最後の晩餐」も描いちゃって建築、自然科学、数学、美術、等々で大活躍!まさしく「万能人」でした。
        レオナルドが天才の名を欲しいままにしていたころ、イタリア戦争が勃発します。
        完全に戦争に加担する直前に「最後の晩餐」を書き上げました。
        今でも有名な絵です。あのデカいやつです。

        稀代の天才軍事技術者
        ダヴィンチは天才軍事技術者として軍人デビューします。
        この時の書いた町の設計図(鳥瞰図)がまたまた大絶賛され、彼の名はさらに有名になります。
        そのほかにも、飛行機の原型・潜水服の原型・装甲車や戦車、パラシュートなど兵器の原型になる物を多数考案した人でもあります。

        もうこいつ一人でいいんじゃないかな。

        モナ・リザ
        この人は世界の名画「モナ・リザ」を描いた人です。
        世界で最も有名な絵といわれています。
        この作品はレオナルドが軍人していた時に描かれたものとも言われています。

        定説では「モナ(村の名前)のリザ婦人」だという風に言われていますが「女体化した本人の自画像なんじゃないか?」や「暗号が隠されているんじゃないか?」などほかにも多数のうわさや都市伝説、ミステリーが尽きない作品です。

        まぁ、真実は彼自身にしかわからないのでここでは何とも言えません。
        ともあれ、レオナルドは死の床に置いていた絵らしいですから、お気に入りの一枚だったことは間違いありませんね。
      5. 万能も人
        クールでイケメン、天才の呼声高く優しくてコミュ力も高かったらしいです。
        友達も大勢いて、助手や弟子からも慕われてたとか。

        今までの解説で彼がチートキャラだということは理解できたでしょう。
        では万能の「人」の部分を紹介していきましょう。

        満たされぬ天才
        天才ほど心の闇が大きいっていうよね?
        多才すぎるレオナルドですが、内面は気難しくて頑固、常に孤独を感じていたと言われています。
        常に満たされない何かが、創作活動の原動力だったということでしょう。
        弟子なんかの愚痴や嫉妬もすごかったみたいです。
        上司や部下の愚痴を言うあたり、人の私たちと変わりませんね。

        天才の副作用
        究極の飽き性だったともいわれています。
        彼の名言の中に

        「芸術に決して完成ということはない。途中で見切りをつけたものがあるがけだ」

        という物があります。
        天才過ぎるあまり満足に至ることができなかったのでしょう。
        完成が見えな過ぎて、諦めの境地へ至ってしまったのでしょうか。

        超天才の持つ、超平凡な欠点
        様々なジャンルで活躍した彼ですが、暗記や暗算なんかが苦手だったようです。

        実際に、彼はメモ魔でとにかく尋常じゃない量のメモを取っていたらしいです。
        メモには日付と場所が書かれているのですが、書かれた順番と日付がバラバラで解析に手間がかかったそうな。

        学校の勉強で言ったら英語も社会も苦手だったそうな。

        「万能の天才」は「万能のような天才」だったということで、私たちとおんなじで普通にできないこともあったみたいです。
      6. 天才の残したもの
        彼が考え出した科学技術のうち、実際に実用化されたものは意外と少ないです。
        自動糸巻器、針金の強度検査機といった小規模なアイディアは実用化され、製造業に革新をもたらしました。

        また、解剖学、土木工学、光学、流体力学の分野でも重要な発見をしていたみたいですが世間に発表しなかったのでその道の発展にはつながらなかったみたいです。

        メガネの原理も解明していたらしく、コンタクトレンズの構想まで練っていたらしいというただの驚きです。

        彼は大気減少の解析のためアルプスに登り、雨の降り方や大気の色の変化などを精密に記録しています。
        水質検査を科学者と行ったこともあります。

        絵画を描くために様々な研究を行い科学的な知識を身に着けたことで、彼は天才として称賛されるようになったのです。

        子孫
        レオナルドには子供がいないため直系ではありませんが、最新の研究で彼の血を引く人物が数十名ほどいるとされています。

        その中にはアカデミー賞にノミネートされた映画監督もいるとか天才の遺伝子は兄弟を通して受け継がれているみたいです。
      7. 天才の最後
        人気者のレオナルドは広井館に弟子や友達と住んでいたそうです。
        今で言うシェアハウスみたいな感覚だったのでしょうか。

        この館でみんなに看取られて亡くなったそうです。

        死因は病死だと言われていますが、何の病気だったのか詳しくはわかっていません。
      8. まとめ
        英雄:万能人と称される数々の功績や作品の親
        死因:病死

        彼の残した捉え方に、「シンプルイズベスト」という物があります。

        「リンゴという果実。このシンプルさが、究極の洗練である」

        アップルのジョブズ氏の言葉ですね。
        これはレオナルドの言葉から来ています。

        彼の考え方は万人に受けがいいのでしょうか?

        どちらにしても真の多才であるのに人気者という時点で彼は万人受けの天才だったのかもしれませんね。

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【FGO】【史実】ラノベの主人公:ガイウス・ユリウス・カエサル 逸話紹介

なんだかんだでもう四回目

今日はDEBUUUの人です

http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html

こちらにサイト移動しました


真名:ガイウス・ユリウス・カエサル
身長:168cm / 体重:154kg
出典:史実
地域:ローマ(欧州)
属性:中立・中庸 / カテゴリ:人
性別:男性
クラス:セイバー



154キロもあるんですね。
当時のローマでは今の日本のような「細身」「中性的な顔立ち」「金持ち」がモテました。
どうやらそれに当てはまらなかったらしいですが、彼は信じられないほどモテます。

実際はどんなだったかわかりませんが、ルーヴル美術館にある彼の像は細マッチョです。

カエサル「女神?よくわからんけど女なら抱いた」
カエサル「妖精?よくわからんけど女なら持ち帰った」
カエサル「世界三大美女?クレオパトラクラスなら全員俺に惚れてる」

こういう人です。ではそんな彼がどんな生涯を送ったのか紹介していきましょう。

    1. どんな人?
      ・ハゲの女たらし
      ・秀吉も寄せ付けないほどの人たらし
      ・ラノベの主人公も裸足で首を吊るほどのハーレム王
      ・世界一の人妻マニア

      こんな感じですね。これだけで全部説明つきます。
      これがこの時代に最もモテたであろう男です。

      では彼の生涯を通してどんどん解説していきましょう。
    2. 世界に誇るリア充爆誕!
      生まれた年はいくつか説があるのですが、ここでは紀元前100年くらいとしておきます。

      7月に生まれたそうです。
      7月の綴り(july)は彼のユリウス(julius)から来てるんですよ。
      8月の(august)もカエサルの養子のアウグストゥス(augustus)から来ています。
      アウグストゥスさんは初代ローマ皇帝です。

      帝王切開で生まれたと言われていましたが、誤訳だったそうな……

      名前ですが、
      日本
      山田・太郎→山田家の太郎さん

      当時のローマ
      ガイウス・ユリウス・カエサル→ユリウス氏族のカエサル家のガイウスさん

      となります。

      歴史に顔を出し始めると、カエサルは神官様になります。
      神官様になる条件に「パトリキ」(貴族)であることが定められていて、貴族の娘と結婚します。
      貴族と結婚できる時点ですでにいい男だったのでしょう。
    3. 世界最強のリア充@亡命!?
      やめて!スッラ(閥族派)の特殊能力で民主派を焼き払われたら、血縁でマリウス(民主派になる家)と繋がってるカエサルの命まで処刑リストに載っちゃう!

      お願い、死なないでカエサル!あんたが今ここで死んだら、未来の奥さんや人妻愛人はどうなっちゃうの?希望はまだ残ってる。ここを逃げ切れば、閥族派のトップに報復できるチャンスが必ず巡ってくるんだから!

      次回「閥族派のトップ、普通に病気で死す」。 ローマスタンバイ!

      解説します
      スッラという閥族派(政党みたいな感じ)がおりまして
      民主派の抵抗を制圧してローマ市をぶんどります。

      スッラ「民主派は皆殺しね。異論?認めるわけなくね?」

      これによって民主派の貴族と結婚していたカエサルは処刑リストに名前が載る。
      しかし、政治活動をしていなかったり、まだ18歳だったことやスッラ側にもカエサル援護派がいたことなどを理由に処刑だけは免れる。代わりに貴族の娘との離婚を命じるが……

      スッラ
      「カエサルよ。命だけは助けてやる。貴族の娘と縁を切り、閥族派に来い!!」

      カエサル
      「離婚!?無理無理!このカエサルが嫁を捨てて、自分だけ助かれと?」
      「ふざけるな!一人で助かるくらいなら、嫁を連れて国外逃亡してくれるわ!!」

      などと言ったかはわからないが、自分だけ助かる道を選ばずに嫁の手を引き国外へ

      亡命先で軍人としてお仕事をします。そこでの功績を認められて「市民冠」(オリンピックとかで1位の人が被ってた葉っぱの冠)を貰います。


      7~8年すると、スッラが普通に死にます。
      カエサルはローマに帰還します。
      この男らしさがモテる男の条件なのでしょう。
    4. 饒舌の大英雄、海賊につかまる!?
      ローマへ無事帰還したカエサルは「悪い属州総督」(権限の強い県知事みたいなもの。県はいわゆる植民地でそこの現地民に最低なことをする責任者)を社会的に抹殺しにかかる。

      fateでも扇動EXのスキルを持っていますね?
      もうこのあたりからその頭角を現していたのでしょう。

      まあ、政治家を敵に回したわけですから報復を恐れてお勉強をしにある島に留学しに行きます。(本土にいるよりは襲われにくいので)
      この間にエーゲ海を船で渡っていたカエサルは海賊に捕まります。

      海賊「ヒャッハー!貴族の長男をとっ捕まえたぜぇ!」
        「身代金として20タレント(当時の金の単位)要求するぜぇ!」

      カエサル「!?」
          「このカエサルの価値がたったの20タレントだと!?」
      ※20タレント(専門ではないのではっきりとはわからないのですが、数億~数十億円くらいだったような気がします。)
          「ふざけるな海賊ども!50だ!50タレントはくだらないはずだ!せめて50タレントまで増額しろ!」

      海賊「ファッ!?」
        「あ、ハイ……」
        「えっとじゃあ50タレントで…」

      カエサル「貴様ら覚えていろよぉ。俺を開放してみろ!お前らを貼り付けにしてやる」

      海賊「あーハイハイ。」

      身代金が支払われたカエサルは早速すぐに行動を起こす。

      カエサル「海軍さーん。щ(゚Д゚щ)カモーン」
          「あの海賊とっ捕まえてを牢屋にぶち込んどけ」

      行動が早すぎて対応できない海賊はあっけなく捕まる。
      その地の責任者に処刑を命じ、身代金を回収してその場を後にする。
      しかし責任者は奴隷として海賊を売ろうとします。

      カエサル「は?ざけんなし!もういいもん!俺が殺る!」

      すでに海路についていたカエサルは海を引き返し、自らの命令で海賊を磔にする。
      そうです。囚われてる間にカエサルの放った言葉が現実となり海賊に襲い掛かります。
      有言実行もモテる男の秘訣でしょう。
    5. モテモテの大英雄、ついに本格的にモテる!!
      海賊の一件を終えてローマにもどる。
      するとカエサル兵長(結構偉い)の座に選出
      このころ「圧政さん」(スパルタクス)とかによる奴隷戦争とか結構戦火が上がったんですが、どの本にもカエサルの活躍が載ってなかったです。
      ※すでに出世用のレールにがっちりのってます。出世街道まっしぐらです。もうモテてます。

      近いうちに財務官へ就任し、イベリア半島へGOします。
      ここで「征服王イスカンダル」の像を前にし、

      ※うまい訳ができなかったのでWikipediaを引用させていただきます。
      カエサル「アレクサンドロスの年齢に達したのにも拘らず何もなしえていない」

      と己の野望達成へのフラグを立てた。

      自分の夢を口に出す。これもいい男の条件なのでしょう
    6. ついに議席入り!モテる政治家はできる政治家
      財務官のキャリアを終えたカエサルはついに元老院の議席を!

      その後、金持ちのねーちゃんと結婚をし、金の力でローマ転覆作戦や大規模事業を展開
      前者は不発に終わったものの、事業のほうは民衆にカエサルの存在感を知らしめた。

      その後も何人かの政治家を社会的に抹殺していく。
      最高神祇官の席が空くとすぐさま立候補し、これに当選。
      買収工作の賜物とか言わない
      公邸に住まう権利をGETする。

      後にカエサルは上記と関係のない陰謀の関係者として告発されそうになるカエサルだが、その会議中に部下から手紙が届く。

      ~会議中~

      届いた手紙は密書などではなく、ラブレターでした。
      しかもただのラブレターではなく、愛人から届いたものでした。
      ということがあったようで疑いは晴れたようです。ほんとかよ

      (自分の命がかかるかもしれない)会議中でも構わずラブレターを受け取る
      男の中の男ですね。
    7. 軍略色男~大英雄カエサル~
      このあたりから軍略家のセンスが光り始めます

      今で言うスペインの大半を任されたカエサルは軍を率いてローマに反抗的だった部族を従えていきます。その戦利品で超が付く大金を手に入れます。
      さらにモテます。

      そして有名なガリア戦争へ突入します。
      これは8年にも及ぶ戦いの記録です。
      ここで短く書いてしまうにはあまりにも残念ですので、興味のある方は個別で調べていただいたほうが面白くあると思います。

      ただ一つだけ言えることは、
      「カエサルが直接率いた軍はほぼ負けない」

      これだけでいいでしょう。
      ラノベの主人公も覚醒のために一度は負けるのが戦争物ですが、負けそうな戦いには調子に乗らずしっかり引く。引き際をわかってる上司っていいですね。
      兵士が無駄に死なずに済みます。

      ここではカエサルはローマの指揮官ですが、「扇動EX」は伊達ではありません。
      戦利品も従わせた兵士もそのまま自分の兵にしちゃいます。
      カエサル個人とは言いませんが、彼のカリスマ性あってこその業であることは間違いないでしょう。

      おかげで元老院側ににらまれます。
      でもいいんです。

      カエサル「どうせ内乱レッツゴーするし。睨まれても別にいいし」

      そうです。内乱起こします、この人

      軍団を丸ごと従わせるとか……
      かっこよすぎるだろ。これが男なのか
    8. ローマ内乱:反乱の首謀者は「ハゲの女たらし」~垣間見えるセンスと知性~
      もともと仲間であった有力な者が戦死したり、敵側に寄ったりしたおかげで反乱の時はグッと早まる。

      数年後本国はカエサルに責任者の解任と強制召還を命じますが、味方の官僚がローマ追放をくらったことを名目に進軍します。
      国境に踏み入ったところで内戦に突入します。

      国境の川を渡る際、
      「これを渡れば世界の破滅、引き返せば私の破滅。進もうではないか、神のみぞ知るところ、我々を侮辱した敵の所………賽は投げられた。」

      有名な引用文の一つがここで使われます。
      もう後戻りできねぇぞ!と自分や兵に呼びかけ鼓舞したのでしょう。

      まずはイタリア半島を狙うカエサル
      過去の味方と対峙しますが、ローマに居てイタリアでの準備不足な旧味方は早々とイタリアから撤退します。
      カエサルはここですでにイタリアの実質的支配権をGETします。

      ラノベの主人公、やっと覚醒のために負ける
      その後、ギリシアへと上陸したカエサルは逃げた昔の仲間と決着をつけるために敵の陣を完全に包囲し、戦いを仕掛ける。
      しかし敵は騎兵や海からの攻撃でカエサルを圧倒
      防戦一歩のカエサルは敗走した。完敗であったという。
      完璧とも言えるリベンジフラグを建設した。

      元老院軍の選択
      敗走し完全に追い込まれたカエサル軍に対して、敵は追撃戦に出た。

      元老院軍(さっきから言ってる敵の軍、昔の仲間はこれに所属してる)は数で完全に圧倒していたため決戦を仕掛け、早期決着の意見が大半だった。
      しかし昔の仲間であるポンペイウスは食料も物資も尽きそうなカエサル軍に対して、時間を稼いで兵糧攻めをするよう進言。これは旧仲だからこそわかる事なのだろう。

      あれはただでは倒せない。奴はまだ何か仕掛けてくる。敵に回してはいけない男だ。
      じゃあなんで敵に回ったんだよ

      とでも思ったのだろう。

      まあお偉いさんのほとんどが決戦推しだったので結局決戦に出ます。

      覚醒の主人公、劣勢の軍団戦線
      前回の戦線で大敗を喫した兵士を全く罰っさなかったカエサル
      おかげで兵士の士気はモリモリだった。

      元老院軍はカエサル軍を疲弊させるために
      「突撃すんなよ!時間稼げよ!」
      と指示しましたが、国も言葉も違う寄せ集め兵のため意味がありませんでした。

      他の場所では敵の騎兵がカエサル軍の騎兵を壊滅させ大量の進軍を許していた。
      カエサルは「投槍兵」達に、

      カエサル「馬が来たらな、槍は投げるな」
      投槍兵(えぇ……「投」槍兵なんですけど……)「ハイ」
      カエサル「馬に乗ってる兵士を近距離で直接突き刺せ」
      投槍兵(えぇ……そんな練習したことねぇ……)「ハイ…」

      この作戦が功を奏して敵の騎兵隊を壊滅させる。

      この戦線を皮切りにカエサル軍は進軍
      敵の一部はエジプトへ敗走、また一部はチュニジア方面へ、生き残りの兵は降服・吸収された。

      そのままカエサル軍はエジプトを目指す。
      逃げた昔の仲間を追撃中、当人の死が知らされる。
      その勢いでアレクサンドリアに上陸。

      数の劣勢を覆せるって、主人公にのみ許された特権ですよね。
      もう惚れるわ。
    9. 美人の味方!?エジプト戦線
      エジプトに上陸したカエサルは弟と姉(クレオパトラ7世)の激烈な兄弟喧嘩の仲介をする。

      その後和解が成立するがクレオパトラがカエサルの愛人になったため弟(プトレマイオス13世)の反感を買い攻撃を受ける。

      プトレマイオス軍は兵力・地の利において完全にカエサル軍を圧倒していた。
      しかし相手が覚醒後の主人公であったためあえなく敗走。
      プトレマイオスは逃げ延びるが、ナイル川(クソデカくてクソ深い川)に身を投げて水死。
      プトレマイオス13世を支持していたお偉いさんは捕虜以外全滅という圧倒的な勝利である。

      カエサルはクレオパトラ7世とプトレマイオス「14世」で一緒にエジプトを統治しなさいと言って、共同でファラオの地位に就かせた。

      世界三大美女の一角もこれほどの色男に迫られれば落ちるんですね。
      ハゲてても、顔がイケメンじゃなくても、テロリストでも。
    10. 勝利の天才

      北アフリカやヒスパニアを攻撃している間もカエサルはクレオパトラとイチャイチャしていた。しかしそこに味方の大敗が知らされる。

      カエサルは幾つかの反乱分子を抑え込みながら敵を撃破。
      僅か4時間程度の戦いだったと言われる。この時あの名言が飛び出るのだ。

      「来た。見た。勝った。」

      残党を処理しながらローマへ帰還
      民衆からは熱狂的に迎えられる。
      ついでに世界三大美女の一人も持ち帰る。

      最後の残党を処理してローマの内戦は終結する。

      「ガイウス・ユリウス・カエサルの勝利で」

      はい惚れた。
    11. 軍略の天才・女神も抱いた色男、その名も終身独裁官カエサル
      カエサルはローマの皇帝だと思われている方が多いですね。
      しかし彼は皇帝ではないんです。
      その仕組みを作った第一人者というべきでしょう。

      カエサルはお祭りの際に王の証を頂くのですが、これを丁重にお断りします。
      王の証をいただいた瞬間の民の反応はあまり良くなかったそうなのですが、カエサルが王の証を断った時は民衆から歓声が上がったと言います。

      共和主義者たちは戦慄したことでしょう。

      完全に民衆の心をつかんでいますね。
      秀吉が人たらしなら、カエサルは国たらしですね。
    12. ~大英雄~
      元老院に出席しようとするカエサルを奥さんが止めます。
      理由は悪夢を見たからだそうな。

      石作りの超巨大劇場で開かれた元老院会議は遠征を前にして、カエサル無しのローマを誰がどうするか?という物であった。

      元老院会議が始まる前に広場で暗殺され、その戦火と色恋に彩られた56年の生涯に幕を閉じた。
      その際、裏切り者たちの中に腹心の姿を見て

      「ブルータス、お前もか?」

      と発したという。
      最後の最後まで後世に名言を残す大英雄の中の大英雄だったと言えるだろう。
    13. カエサルの残したもの
      カエサルの女列伝

      私の本持っている文献類よりWikipediaのほうが多く挙がっていたのでそちらを

       妻
      ・コルネリア
      ・ポンペイア
      ・カルプルニア

      愛人
      ・コッスティア   婚約破棄後愛人に
      ・セルウィリア   暗殺犯の娘
      ・ポストゥミア   人妻
      ・ロリア      人妻
      ・テルトゥラ    人妻
      ・ムキア      人妻
      ・エウノエ     人妻
      ・クレパトラ7世  ファラオ

      現代に垣間見えるカエサル

      名言編
      「賽は投げられた」    引用
      「来た、見た、勝った」  手紙の内容
      「ブルータス、お前もか」 シェイクスピアによって有名に

      文筆辺
      ・ガリア戦記
      ・内乱記
      ・反カト論
      ・類推論

      後者2つはどっか行っちゃったらしいですね。初めて知りました。

      暦編
      ・カエサル歴
        カエサル歴は彼の死後1600年以上もヨーロッパの年号に
      ・7月(july)の語源
        7月に生まれた彼のユリウス(julius)から
        8月(august)
        8月もカエサルの養子で初代ローマ皇帝のアウグストゥス(augustus)から来ています。

      その他 
      ドイツ語で皇帝を意味するカイザー(Kaiser)
      ロシア語で皇帝を意味するツァーリ(царь)
      などもカエサル(Caesar)から来ているようです。

      因みに英語読みはジュリアス・シーザーになるみたいですね。
    14. まとめ
      英雄:ここに書き切れないほどの大英雄。英雄色を好むとは彼のためにある言葉だ。
      死因:反対派による暗殺。滅多刺しだったとか。


      信じられないほど省略してこれほどの長さになってしまいました。
      もし最後まで読んでくれた方がいるなら、あなたは私にとっての英雄です。

      どんな英雄も最後の死に方はこんなもんだってよく言いますね。
      確かに記事を書いているだけで思います。
      凄まじい人生に比べて死に方が地味に見えがちですけど

      暗殺って死に方すごくね?

      私は嫌ですけど、まあイノシシに轢かれて死ぬよりは……

      死してなお名を遺すのは「英雄として」当たり前だけど
      その英雄が残すものは名前だけでは無いことを忘れてはならないですね。
      そしてすべての「英雄には」「英雄を」「英雄足らしめ散った」「無銘の英雄」がいたことを忘れてはなりませんね。

    15. http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
    16. こちらにサイト移動しました

何かありましたら
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【FGO】【史実】半不死身の大英雄ですまない:すまないさん 逸話紹介

第三回になりますね

fate/Apocypha
に出てくるセイバーさんです
なんというか…
すまないさんです

http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html

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真名:ジークリート
身長:190cm / 体重:80kg
出典:ニーベルンゲンの歌
地域:ドイツ
属性:混沌・善 / カテゴリ:他
性別:男性
クラス:セイバー


すまない…

大英雄でしかも原作では強キャラなのに、FGOでの性能が微妙以下ですまない…

召喚の時なんかは毎回お世話になってます

全国の被害者マスターさん
「武蔵ピックアップ回すぜぇぇぇ!」→「金のセイバー!!来た来たきたぁぁぁぁあ!!!!」→(半不死身の大英雄ですまない)→「」

ええそうです。わたくしです。

      1. ニーベルンゲンの歌
        すまないさんもとい、ジークフリートさんが出てくる小説です。小説で大丈夫です。
        写本も何冊か残されています。
        誰が書いたかはわかっていません(それらしき人はいるようですが確定はしていないとのこと)

        この物語にはいくつかのバージョンがあります。
        アーサー王伝説のような感じで、印刷するごとにその人が「原作ブレイカー」をしていったのでしょう。
        やはりはっきりとした原典は見つかってないようです。

        元となったと思われるものも多数存在します。
        いくつか紹介していきましょう。

        エッダ英雄伝      ↑  古い
        ヴォルスング・サガ   ↑
        ニーベルンゲンの歌   ↑
        シドレクス・サガ    
        ノルナゲスト伝説    ↓
        ニーベルングの指輪   ↓
        ニーベルンゲン     ↓  新しい


        他サイト様を参考にしながら、主なものを出したつもりです。
        下に行くほど現代に近いと考えられています。

        どんな伝説も物語もそうですがコピー機なんてないので、人気が出ると手書きで印刷します。
        その拍子に

        印刷屋のおっちゃん「お、こいつが持ってる聖剣の名前もっとかっこよくしたろ」
        (聖剣の名前はバルムンクっと カキカキ)
        とか
        印刷屋のばっちゃん「あら、この騎士はきっとイケメンだわ!白馬に乗せましょ!」
        (彼は騎乗の名手っと  シュルシュルリ)

        こんな感じです。
        人気の作品はオリジナルにどんどんいろんなものがくっつきます。
        しょうがないです。
      2. ジークフリートのドラゴンスレイヤー列伝の元になった(と思われる)お話
        オーディン、ロキ、ヘニルという北欧神話の有名人がいました。
        彼らがブラブラしていると生き物的な何かが現れました。
        彼らは暇だったので動物的な何かをハントし、素材を剝ぎ取ってしまいました。

        彼らはそのまま巨人族の家にホームステイしに行きます。
        しかしホームステイ先の巨人フレイドニルは剥ぎ取った素材を見て大激怒。

        フレイドニル「ざっけんなよお前ら!それうちの息子が化けてたカワウソ的なやつの素材じゃん!うちの息子死んだじゃねぇか!どうしてくれんだ!」

        困ったオデンロッキーヘニールは
        オデンロッキーヘニール「スイマセンデシタナンデモスルンデユルシテチョ」

        これを聞いたフレイドは
        フレイドニル「え?今何でもするって言ったよね?」
        「じゃあその素材が埋まるくらいの……金よこせ」

        これによりロキは資金調達を任されます
        ここでロキが「ニーベルンゲン族」の財宝を根こそぎ毟り取ってきます。
        おかげで財宝には外せない呪いがくっ付きます。

        お宝を呪いごと渡すと
        フレイドニル「おほっwこれで一生遊んで暮らせるぅ⤴」
        息子二人「親父!ちょっとくらいよこせよ!!」
        フレイドニル「これは俺のだ!誰にも渡さんZO!」
        息子二人「殺す!」

        呪いのせいか何なのか、フレイドニルは息子たちに殺されてしまいます。
        でも兄貴が宝を独り占めして離しません。お兄ちゃんの名前は「ファフニール」です。
        弟のレギンは宝の山で高笑いする兄が禍々しい竜へと変貌するのを見ました

        レギンは鍛冶職人で、人外の弟子を持っていました。
        シグルド君です。

        レギン「シグルド君さぁ、ちょっとドラゴン狩りとかどう?興味、ある?」
        シグルド「マジっすか!師匠パないっすね!」
        レギン「おお、それはよかった。じゃあはいこれ。名剣グラム」
        シグルド「マジっすか!師匠パないっすね!」

        それによりファブニールは逝きます。
        呪い付きのお宝をシグルド君がいただいて、なんやかんやで暗殺されます。

        とまあこんな感じですこれのシグルドさんがジークフリートさんに時代を追うごとになり替わっていくといった感じです。それで大丈夫です。
        本当はアルテラさんのお話とか初めに入れるべきですし、指輪の話も無視してますがしょうがないです。次行きましょ
      3. ジークフリートのドラゴンスレイヤー列伝

        地元ドイツにおいてジーク様とその偉業は知らぬものがいないのです。
        そのためニーベルンゲンの歌本編では前書き程度にしか書いてないんですよ。
        ここではそんなすまn……ジーク様の英雄っぷりを少し紹介しますね。

        ジークさんはイケメン王子でした。
        少年時代から旅をしており、成人する前から人気もありました。
        その旅の最中に「ニーベルンゲン族」を倒して、「呪い付きのお宝」と「透明マント」、「名剣バルムンク」をGETします。

        その後有名な「ファフニール狩り」をして一躍有名人に!
        この時全身に竜の血を浴びて不死身になります。
        しかしここでジーク様最大の不覚!背中に張り付いていた大きめの葉っぱの部分だけ血がかからず生身のままに……

        まああらすじはこんなもんです。
        ここから先がニーベルンゲンの歌本編になってきます。

        え?
        ドラゴンスレイヤーっていうほど竜殺ししてないじゃないかって?
        ドラゴンスレイヤー小次郎のほうがかっこいいって?

        いやいや、一応このファブさんすごく強いんですよ?
        ダンジョンワーム的なのに変身したり、毒属性だったり……

        あと余談ですが、竜(ドラゴン)になるのは日本が多いです。
        ドイツとかだとワームです。

        (ドイツ)ワーム
        (日本)蛇→蛇竜→じゃりゅう→邪竜(毒属性)

        こんな感じですね。まあ大体あってるし、本場でもドラゴンになる物も多いですし。
      4. ニーベルンゲンの歌本編~ジーク王子求婚編~
        ネーデルランドの王子をほめるところから始まります。
        イケメンで気の利くとっても優しい王子様、しかもあの邪竜を倒したドラゴンスレイヤーなの!さらに言うと伝説の大剣バルムンクの担い手なのよ!

        などと少女漫画のような主人公の株上げが来ます。
        というのも上記で書いた通り、ジーク様の功績は本編の前座にちょっと入るだけなのでここでちゃんと説明しておく必要があるのでしょう。じゃあすまないさんの冒険譚入れろよ

        ジーク王子は近国の王様の妹である「クリームヒルトちゃん」がめちゃ可愛いとの噂を聞いて

        ジーク「おほw僕イケメンで英雄でドラゴンスレイヤーだZO?ぶっちゃけクリームヒルトたんもいちコロでゴザルww」

        という感じ(嘘です)で求婚に行きます。

        ジーク
        「やあ、君がクリームヒルト姫だね」イケメンオーラ全開
        (ヤベェ…超かわいい……もう我慢できないZO!!)
        「よろしければこの僕と一緒にならないか?」白い歯が輝く
        クリームヒルト姫
        「まあ素敵。結婚したいけど、兄がいて……」
        「さすがに独身の兄を差し置いて結婚はちょっと…」
        「一応婚活は頑張ってて求婚もしてるんだけど……」
        ジーク
        (姫は何か言いたそうにこっちをみている)
        (イベントきたぁぁぁぁ!!これは好感度ボーナスのフラグ!!)
        「なにか僕にできることはあるかい?君と結婚できるなら何でもやるさ」キラキラオーラが漂う
        クリームヒルト姫
        (うれしそうに微笑む)
        ジーク
        (フッ、ギャルゲーのドラゴンスレイヤーと呼ばれた俺じゃなかったら見逃してたね)

        とまあこんな感じで、ひょんなことからクリームパンの兄「グンデル」を助けることになる。

      5. ニーベルンゲンの歌本編~もやし兄ちゃん援護編~
        「グンデル兄ちゃん」の求婚相手はアイスランドの女王様
        剛腕無双の怪力娘「ブリュンヒルデ」ちゃんです。
        ブリュンちゃんの結婚の条件が


        ブリュンヒルデ「私と結婚したかったら、私を倒していきなさい!」


        らしいです。はい。
        しかもこの人、求婚に来た人みんな半殺しか殺しちゃってるんですよ。
        それくらいゴリラ女だったんです。

        対戦の日、上記で手に入れた透明マントを使い、ジークフリートが「もやし兄ちゃん」の援護をします。
        なぜバレなかったのかとかはツッコまずに、作戦は成功し「もやし」の求婚は成立します。

        姫ともやしが国王に
        姫・もやし「ジーク様はいい文明」

        と吹込み、ジークは国王の信頼を得ます。
        それが大きな要因となり、ジークはクリームヒルトたんを国王公認でゲットします。

        もやし×ゴリラカップル
        婚姻の夜に事件が起きます。
        ゴリラ嫁がもやし旦那をボコってしまうのです。
        しかももやしは全裸で寝室にぶら下げられるというなんともシュールな…

        もやしはジーク君に泣きつきます。

        もやし「ジーク様マジ助けて。思ってた結婚生活と違う。」
        ジーク「美人に全裸で吊るされるとかウラヤマシイ
        もやし「え?いまなんて?」
        ジーク「私が何とかしよう」

        といった感じで、もやしに変装したジーク様は寝室でブリュンちゃんを組み敷きます。

        もやし(ジーク)「昨日は酔っていたからな」
        ブリュンヒルデ 「なん……だと……!?」
        もやし(ジーク)「しらふの俺に勝てると思うな。やけどするぜ。」
        ブリュンちゃん 「素敵///」

        となったかはさっぱりわかりませんが
        ブリュンちゃんはもやしに従うようになります。


      6. ニーベルンゲンの歌本編~死因:奥様の喧嘩に巻き込まれて~
        少しすると、クリームヒルトは里帰りをします。
        どっちが喧嘩を売ったのか、夫のことで喧嘩になります。
        きっとこんな感じだったのでしょう。

        ブリュンちゃん
        「うちのグンテル様(もやし兄ちゃん)のほうが強くてかっこいいのよ!!」
        クリームヒルト
        「うちのジーク様だって強くてかっこいいわよ!」
        ブリュンちゃん
        「うちのグンテル様はこの私より強いのよ?あんたの所のジークなんちゃらなんかへでもないわ」
        クリームヒルト
        「ざけんじゃないわよ!」
        「クソもやしなの知らないの?」
        「戦ってあんたを倒したのも、寝室であんたを組み伏せたのも、かくかくしかじかでうちのジーク様なんだからぁ!」

        これを言われてブリュンちゃん、泣いちゃいます。

        一瞬でもかわいいと思いましたか?
        これが原因で大英雄は死ぬんですけど。

        王家に恥をかかされたので騎士団が激怒
        ジークフリート討伐に乗り出します。

        中でも「ハゲネ」というやつが策士で、モン〇ンガチ勢のオフ会である狩猟大会に呼び出して森の中で暗殺。

        ジーク様はバルムンク以外の財宝を川の底に沈められてしまいます。


      7. まとめ
        英雄:ファフニールの討伐を筆頭にした武勇伝の数々
        死因:夫自慢が盛り上がって喧嘩に発展しただけで事実上、女子会の被害者


        この後クリームヒルトクリームヒルトさんはジークさんの仇討ちを決意します。
        そこでフン族の大王、「アッティラ」さんの求婚を受けたりしますが、それはまた別のお話。

      8. http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
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【FGO】【史実】暴君:ネロ・クラウディウス 逸話紹介

第二回目は真っ赤な方です

fate/EXTRA
fate/EXTELLAにおけるヒロインの一人ですね
fateのもう一つの顔と言っても過言ではないです。

http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html

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真名:ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス
身長:150cm / 体重:42kg
出典:史実
地域:ローマ
スリーサイズ:B83/W56/H82
属性:混沌・善 / カテゴリ:人
性別:女性
クラス:セイバー


可愛いですね

彼(彼女?)は古代ローマの皇帝です。

とっても偉いです

fate初心者が困惑する要因の一つである「アルトリア顔」でもありますね
こんな可愛い見た目の彼女(彼?)はどんな生涯を送ったのでしょうか。
いつも通りザックリ解説していきますね。

      1. ネロの誕生
        ネロは誕生したとき「ルキウス・ドミティウス・アヘノバルブス」の名前を名乗っていました。
        日本における「幼名」みたいな扱いでいいでしょう。

        ネロの両親
        クソややこしくなるのでパパンとママンのザックリ紹介

        パパの名前は「グナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス」
        ママの名前は「ユリア・アグリッピナ」

        パパティウスは若いころ超DQNでした。
        子供を馬で踏みつけたり、おいしいお酒を持ってこない解放奴隷を殺したり、広場で自分の悪口を言ってるやつの目玉をくり抜いたりしました。さらに目につく女性をどんどんナンパしお持ち帰りしていました。
        超ワルでした。もうほんとに……

        ママリッピナはDQN夫の影響を受けてしまいます。
        15歳前後の時に一度結婚をします。
        しかしいろいろあって夫は死亡。
        17歳あたりで再婚しネロを生みます。
        その後ヤンキーになったのか、うっかり国外追放されたりしますがなんやかんやで皇帝と結婚し王妃の座を手に入れます。

        え?
        重婚?法律?
        そんなん権力という名のゴリ押しです
        このママン、愛の力の前に法律変えちゃいます。ゴリ押し……?

      2. どんな政治をしたの?
        きれいなネロさん
        ネロは即位してすぐに名君と謳われました。
        暴君として名高いネロさんもにも、きれいなネロさんの時代がありました。
        少なくとも前半は市民に人気があったようです

        ローマが大火事に見舞われたときの采配や火事に強い建設材質の普及
        貨幣改鋳に至っては150年以上使われることになります。
        ブリタニアの女王ブーディカさんの反乱を鎮圧したのも彼ですね。

        家庭教師のルキウスさんや近衛長官のセクストゥスさんの功績が大きかったと言われていますが…


        きたないネロさん
        政治や恋愛事情にまで口を出してくる母親がウザ過ぎて暗殺
        上記の二人の優秀な指南役が引退し、暴走。
        大火事の犯人をキリスト教徒とし、キリスト教徒を弾圧します。
        クソつまらないリサイタルを開いたり(もちろん民衆は強制参加逃げれば死にます)
        現代版オリンピックに出場したり(もちろん選手は接待モード全開です)

        (ここで出る矛盾はのちの解説(?)で)
      3. ネロの生涯
        帝政ローマの第5代皇帝ネロ・クラウディウス。
        キリスト教の迫害や身内殺しなど悪名ばかり広まっていますね
        ではその生涯と最後をさらっと紹介

        ネロは即位後前の皇帝の尻拭いとかをする至極真っ当な名君だったとされています。

        しかしだんだんと色に溺れていきます。
        嫁さんよりも愛人に入れ込むとかです。英雄ってみんなこんなのだよな
        それに口を出してくる母親を殺してしまったりします。

        さあさあ壊れてまいりました!

        優秀なブレイン(相談役)が引退すると、ついに歯止めの効かなくなった暴君はヒャッハーし始めます。
        大火事の原因をキリスト教徒に丸投げして迫害するとともに、有名な「黄金宮殿」の建設を敢行します。
        民衆からかなり睨まれますが

        その後もオリンピックの邪魔やジャイ〇ンリサイタルを行い、元老院(今で言う議員さんでいいかな?)たちをイラつかせます。
        もうこの辺でネロ暗殺計画が持ち上がってます。

        ここではネロさんも鋭く、この計画を未然に防ぎ多くの議員さんに自殺を命じます。

        しかし大火事から4年後、元老院に完全に嫌われたネロさんは公敵宣言(アイツ敵だから、殺っちゃって宣言)を下され、最後は自害になります。


        ネロさんの最後はもう酷いもので……
        普通につかまると拷問されて死ぬような苦痛を伴うので自害を勧める御供だが、いざとなるとチキンハートだったらしく刃物の試し切りをしたりガクブルしていたそうです。
        自分を捕縛しに来た兵士の足音を聞いてやっと決心しますが、死にきれずにお供に介錯をしてもらってます。

        伝記によれば「何と惜しい芸術家が、私の死によって失われる事か」と言い残したらしい。
      4. 男性?女性?
        普通は男性というべきなんでしょうが、それがそうも言えないのです。

        キリスト教聖書に伝わる悪魔の数字「666」これはネロをあらわしているそうです。
        「大淫婦バビロン」も「堕落した女」としてネロをあらわしています。
        後者に関してはネロ単体ではなく7人のローマ皇帝のことなんだそうですが……
        とりあえず迫害した張本人を悪く言いますのでネロさんに寄ってしまってるとか

        そうするとキリスト的にはネロは女性と言えなくもないのか?
      5. 食い違う評価
        現代においてネロさんにはいろいろな見方があります。

        キリスト教から見た悪魔としての暴君
        皇帝ネロを暴君というか、悪魔として伝えているところがあります。
        キリスト教文化圏ですね。
        大火事の主犯をキリスト教徒だと断定したことによってキリスト教徒に嫌われてしまいます。
        キリスト教において悪魔の数字666をネロに置き換えるという見方もあります。
        火事の際、楽器を弾いて何もしなかったと言います。

        ローマ市民から見た暴君
        キリスト教からの視点を無視した場合
        あくまでネロがローマの味方だった場合はどうだろう
        当時のローマは多神教国家だったのではという見方が強いです。
        そんな中で一神教のキリスト教をよく思わない人もいたのではないでしょうか?
        火事の際は消火活動に参加し、燃えない建築材料の普及に尽力してくれたらしいです。
      6. まとめ
        英雄:暴君として語られる数々の所業
        死因:暴君の例に漏れない理由で自殺

        現代に伝わる話の多くはネロ側ではない者が書いたものが多いと言われています。
        ネロの暴挙を嫌っていた元老院側や、キリスト教側だと言われています。
        ネロの愚行を大げさに描いたものがあったかもしれません。

        現代にいたるまで暴君として知らぬ人はいないほどの悪名を轟かせています。
        歴史書の信憑性がどうあれ、きっと皇帝ネロは暴君でしょう。
        しかしその正体は必ずしも「史実通りの」暴君か?なんて考えを起こしてみるのも楽しいかもしれませんね。

      7. http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
      8. こちらにサイト移動しました

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