わかった気になるFateキャラ別史実ザックリ解説 忍者ブログ

わかった気になるFateキャラ別史実ザックリ解説

魔法使いの夜とかfateとか月姫、空の境界を中心に人生を型月で回している者です。 FGOのマテリアル順でサーヴァントの史実紹介をしていきます。やってほしいキャラがいたらツイッターへどうぞ。わかりにくい、明らかに間違ってる等ありましたらツイッターへよろしくです。ツイッター:https://twitter.com/fate_daisukiです。応援してくれる方はモナーコインくだされMGTJuAi3W1hLUttTockdGPb2abgDEnNpjf←マデ(ゲス顔ლ(´ڡ`ლ)グェッヘッヘッ) http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html こちらにサイト移動しました

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【FGO】【史実】救国の英雄:ジル・ド・レェ(剣) 逸話紹介

テンションが低いと誰だかわからない彼を紹介していきましょう
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真名:ジル・ド・レェ
身長:186cm / 体重:91kg
出典:史実
地域:フランス
属性:秩序・善 / カテゴリ:人
性別:男性 
クラス:セイバー


Zeroに出ていた「Coooool」な方ではないジルさん
作品内ではキャスターで召喚されていましたね。
今回はセイバーとして召喚された彼の、「セイバーの部分のみ」を紹介します

  1. お城で生まれた超貴族
    ジルはフランスのナント近郊シャントセ城で生まれました。

    1404年に生まれたとのことですので、生きていれば600歳くらいですかね

    両親はどちらも貴族でした。
    パパ:ギイ・ド・ラヴァル
    ママ:マリー・ド・クラオン

    パパは超名門ラヴァル家の当主で、ママもフランス王国屈指といっていいほどの名門です。
    貴族と貴族のハイブリットであるジルは将来を期待されます。
    両貴族の持つ土地は超広大です。
    ジルが立派ならフランスで一番の勢力を持つ家のトップになるはずでした。

    フランスの県二つ分くらいといえばわかりやすいでしょうか
    とにかくどでかい土地の領主様になるはずでした……
  2. 両親の死と手駒生活

    ジルが生まれて約十年で両親が亡くなってしまいます
    比較的まともな両親のもとで、しっかりと教育を受けていたジルは比較的まともでした。

    ジルが11歳の年に両親が亡くなるまでは…

    両親の死後、おじいちゃんに引き取られるジル。
    覚醒し始めます

    このおじいちゃん。
    途轍もない輩です。

    おじいちゃんはさらに領地を拡大するために政略結婚の手ごまを探していました。
    そこに大領土の跡取りが手に入ります

    ジルを政略結婚の手ごまにして、二度ほど結婚させます。
    でも二度とも婚約者が亡くなってしまいます。
    不思議ですねぇ

    その後近場の領主の娘「カトリーヌ」と結婚しますが、ものすごく強引な略奪結婚だったそうです。
    カトリーヌは誘拐され、既成事実を作ったうえで結婚したそうな。

    この後も、姑を誘拐して領地を広げようとしたり
    拒否されると、武力で制圧しに行ったり

    御付の少年達と豪遊してみたりといろいろやります。
  3. 宮廷軍人ジル・ド・レェ
    おじいちゃんのコネで軍人になります。

    しかも一つの軍を動かせる副司令官クラスになりシャルル七世の側近などによく使ってもらい、その年のうちに初めて軍を率いて戦場に赴きます。

    それから約二年後
    オルレアン包囲戦です。
    そうです
    オルレアンの乙女:ジャンヌダルクと出会います

    ジャンヌはジルの指揮していた部隊に加わり物資運びのお手伝いをします
    最初はジャンヌの監視を任される

    シャルル七世(王様)「ジルよ。ジャンヌとかいう少女がおぬしの部隊に加わる」
    ジル「ロリっ子と戦場でキャッキャうふふ!?!?(難聴)」
    シャルル七世「なんだか自分のことを〔ラ・ピュセル(乙女を表すジャンヌの異名)〕などと言っているのでな」
    ジル「中二病のロリと戦場でイチャイチャ……だと……!?(難聴)」
    シャルル七世「奴の監視を頼めるかのぉ」
    ジル「わかりました( ー`дー´)キリッ」
    シャルル七世(大丈夫かアイツ……)

    などと言うやり取りがあったかはどうかは知らないがジルは物資を運びながらジャンヌの護衛も担当する。
  4. ジャンヌファンクラブ入会
    ジャンヌの護衛任務に就いている短期間のうちにジャンヌに魅せられ、どんどん協力的になっていきます。

    監視のために目を光らせていたジルはいつからか協力的になり、ジャンヌの考えた作戦を指揮官に進言しに行くなどジャンヌが自由に立ち回れるように微力だが配慮した

    そのおかげもあってか、「パテ―の戦い」と呼ばれる野戦で圧倒的不利を覆しフランスの勝利に大きく貢献します。

    この時にはすでにジャンヌに心酔していたのだという。

     
    こんなものまで作っちゃうくらいですから
  5. 救国の英雄:ジル・ド・レェ元帥
    パテ―の戦い終結に大きく貢献したジルをたたえる動きが起こります

    シャルル七世の戴冠式(王様が即位した後に王冠を貰い、王位就任を公にする儀式的なやつ)に出席します。

    陸軍元帥の位を与えられます。
    しかも家紋に王家の百合が添えられます。
    (この時代においてこれ以上ないくらいの名誉です)
  6. まとめ

    英雄:救国の英雄にして元帥の位を賜る
    死因:キャスター編へ

    今回はここまでです。

    陸軍元帥まで上り詰めたジルはこの後快楽殺人に手を染め処刑されます。

    キャスターのジルはZeroでおなじみの方です
    まとめはそちらの方でやります

  7. では続きはコチラからどうぞ

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ネロ:宝具・スキルの元ネタとなった逸話解説


アニメが楽しみな今日この頃

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Fate/EXTRA
Fate/EXTRA/CCC
Fate/EXTELLA
に登場するメインヒロインのネロさんのスキルはとても多いです。
そのほとんどが黄金劇場にちなんだものなので
ここでも「Fate/Grand Order」のマテリアルに+αして紹介していきます。

宝具 クラススキル 保有スキル

招き蕩う黄金劇場
(アエストゥス・ドムス・アウレア)

対魔力:C 頭痛持ち:B
武器 騎乗:B 皇帝特権:EX

原初の火
(アエストゥス エストゥス)

三度、落陽を迎えても:A

原初の火って宝具じゃないの?

個人的に宝具でいいと思っていたのですが、やはり種別は宝具にならないらしく分けました
ではどんどん紹介していきましょう。

  • 宝具:招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)

    最近絆がMAXになったので自慢も含めて画像はこれ
    ネロちゃまが展開する固有結果のようなものですね。
    固有結界ではないのですが…

    まあ史実の方を解説していきましょう。

    この黄金劇場は二つの逸話を混ぜて作ってあるような気がします。
    1.黄金宮殿

    外観などは黄金宮殿(ドムス・アウレア)をモチーフにしてるとみていいでしょう
    ローマが大火事で何もなくなった後に建設されたえげつない大きさのローマ建築です。

    当時のローマ建築の技術を結集して作られた素晴らしい物だったと

    設計は二人の建築家を中心に行われ、後の建築界に与えた影響も大きかったという。
    中には大量の美術品を飾ったり、巨大なネロ様像を置いたりとすさまじかったそうな

    現在ではそのほとんどが失われて(埋まってる部分もあり)しまっている。

    庭園を中心として、計画的に整備された建造物の複合施設だったと考えられています。
    文献の中には「天上から花弁の降り注ぐ」なんて記述も見かけられます。
    ※食堂についての記述です。

    Fateにおいてネロが展開した場合にもなんか花びらが降ってますね。
    これをモチーフにした演出ですね。

    こういう細かい演出がFateを好きにさせます。

    2.ネロのジャイアンリサイタル
    この宝具は「己の願望を達成させる絶対皇帝圏」だそうで、ネロに有利な場所を作り出し強制的にその場のルールに従わせるものと思えばいいでしょう。

    史実でネロは自分の歌を聴かせるため、強制的に民衆を劇場に放り込みます。
    しかしそれは黄金劇場ではないのです。

    ガイウス・ユリウス・カエサルの暗殺された場所で有名な「ポンペイウス劇場」にて行ったものが最初です。
    ※独唱会に関しては

    その後も何回か講演会を行いますが、文献によって黄金劇場であったりなかったりします。

    民衆がどんなに嫌がっても強制的に収容して歌を聞かせます。
    怖いです。

    まとめ
    おそらくこの「黄金劇場」と「ジャイアンリサイタル」を複合、もしくは「黄金劇場でリサイタル」の文献を参考にしたのでしょう。
  • 武器:原初の火(アエストゥス エストゥス)
    隕鉄の鞴ですね。

    これです。

    ネロちゃまのテンションに応じて火が出る剣ですね。
    ネロが自分で鍛えたそうな。

    一応オリジナルだと思われるのですが、ローマ神話に登場するヴァルカン(ウルカヌス)を思わせますね。

    刀身には

    「regnum caelorum et gehenna(レグナム・カエロラム・エト・ジェヘナ)」
    ※ラテン語
    と書かれており、意味は「天国と地獄」になります
    ※直訳:天界の王国とヒノームの谷

    アエストゥス(Aestus) 
    ラテン語で「炎」「情熱」
    エストゥス(estus) 
    ラテン語で「熱」

    となります。「炎熱」や「気合ファイアー」という訳になりますね。


    しかしキリスト教の弾圧をしたネロが「天国と地獄」とは…
    考えさせられますね。
  • クラススキル:対魔力C
    もともと魔術関係の逸話が無いせいですかね。
    セイバークラスにしては低いです。
  • クラススキル:騎乗B
    これは現代版オリンピックに出場した時の物でしょうね。
    戦車競技に出場したりしていましたから。
    しかし落車していたような……
  • 保有スキル:頭痛持ちB
    生前のネロが頭痛持ちだった事に因んでいますね

    鉛の食器等影響で慢性的な鉛中毒だった
    主にママのせいである
    普通に生まれつき片頭痛持ち
    芸術家だから※(笑)

    などいろいろな説がありますが、実際のところ分かりませんね。
  • 保有スキル:皇帝特権EX
    皇帝様ですから
    何でもありです

    以上
  • 保有スキル:三度、落陽を迎えてもA
    タイプムーンwikiによると
    一説には、ネロが自害した三日後、一人の兵士がネロの亡骸におそるおそる外套をかけると、「遅かったな。だが、大儀である」と、最後の言葉を遺したとも言う。復活SKILL「三度、落陽を迎えても(インウィクトゥス・スピリートゥス)」はこの逸話を基にしていると思われる。

    となっていますが
    多くの文献においてネロが自害後、「すぐに」兵士が来て「遅かったな~~」となるのです。

    ちょっと勉強不足な気がするのでここでの解説はここで以上とします。

    ではまた―

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【FGO】【史実】神の鞭:アルテラ 逸話紹介

いつだったか…
友達が引いてくれたのです。そんな個人的思い出のあるこの方です

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真明:アルテラ/アッティラ
身長:160cm/体重:48kg
出典:史実
地域:中央アジア~欧州
属性:混沌・善/カテゴリ:人
性別:女性
クラス:セイバー


最近ガチャが当たりません
★5はやはり都市伝説
ガチャは悪い文明。

  1. 謎のフン族、その王様アッティラ王
    アッティラ王といえばフン族、フン族といえばアッティラ王(嘘)と言われるくらいの人物です。

    fateではアルテラと表記されますが、同一人物です。
    アルテラ=アッティラ
    でお願いします

    まず、初めにフン族について少し紹介を~
    フン族とは3~5世紀に突如ヨーロッパ地方に東の方からやってきた騎馬民族。
    以上!!

    え、これだけ?と思っている読者の君!そう!これだけです!
    フン族についていまだにわからないことが多いんです。
    しかも、フン族は自分たちの行動を記録していませんでしたので襲撃された国の記録しか残っていません。

    そんな謎に包まれているフン族、その絶頂期の王様、大帝国を築いた張本人がアッティラです。
    アッティラには「神の鞭」や「神の災」などと呼ばれる、かっこいい二つ名があります。そして、極めて残忍な人であったといわれています。

    これも襲撃された国の印象なので当たり前ですよね。
    そして、すぐに近くの国を襲う奴なのです。

    ちなみに、ニーベルンゲンの歌に登場するアトリやエッテッルの元の人です
    (話の中では偉大なる王として書かれています。)
  2. 共同王制からのアッティラ単独王位
    フン族のアッティラの前の王様が死ぬと兄貴のブレダと共同で王位に就きます。
    共同で王様とか珍しい
    初めは仲良くやっていたと思いますが兄貴が意外とすぐに死んでしまい、アッティラ単独王位になります。
    いろいろな文献を読みますが、兄貴の記述はほとんど見ないです。
    (兄貴よ、もう少し頑張ってくれよw)

    ここからアッティラの孤独な戦が始まります。
  3. アッティラ、二度、東ローマ帝国を襲うってよ
    兄貴が死んだあと東ローマ帝国(この時ローマは東西に分かれていた)を攻め、敗北させます。
    この時に和平条約と莫大な損害賠償とを得ます。
    賠償金として約2000kgの金を支払わせました。
    戦後、

    東ローマ帝国「え、金2000kgとかキツくね?、てか払えなくね?」

    ってなります。
    そんな、払えずに困っているとき、

    アッティラ「金、遅くない?ね、まだかな?」
         「あ~もう待てん!! 攻めちゃお♡」

    賠償金の未払いを基にアッティラは和平条約を破り、再び東ローマ帝国を攻めます。
    なんて鬼畜………

    東ローマ帝国は同盟国から兵を借り、戦をしますがあっさりとアッティラの勝利に終わります。
    また莫大な金の支払いを約束させ、和平条約を再び締結します。
    金の総量は前回よりも増量させます。

    やはり、鬼畜………
  4. カッコいいアッティラ
    東ローマ帝国を攻め、懐がほっかほっかになったアッティラ。
    そして、勢いに乗ってしまったアッティラ。

    そこで、西ローマ帝国に攻め入ります。
    侵攻する理由は、西ローマ皇帝の姉からの求婚を口実(皇帝の姉が指輪と手紙を送ったという説)に大軍を率いて、西ローマ帝国と争いを始めます。

    これがカタラウヌムの戦い
    世界史上の東西両民族の大衝突の一つとされ、名高いとされています。
    (舌をかみそうな名前の戦い)

    戦の解説、行ってみよう!
    アッティラ率いるフン族 VS 西ローマ帝国を中心とした西洋諸民族連合軍
    両軍合わせて5万の兵と言われています。
    両軍の兵の内訳を見てみましょう。

    西ローマ連合軍
    左翼に王様率いるローマの騎兵隊
    中央に同盟しているゲルマン諸族の歩兵部隊
    右翼に西ゴート王率いる西ゴート騎兵隊

    アッティラ軍
    右翼に同盟しているゲルマン諸族の騎兵隊
    中央にアッティラ率いるフン族の騎馬弓兵隊
    左翼に東ゴート軍
    フン部隊以外の騎兵隊は槍を主要兵器としていました

    いよいよ戦闘です。
    戦闘開始とともに、フン本隊が中央のゲルマニア部隊を攻撃します。
    その後、防衛に徹していた西ゴート軍は一転して東ゴート軍を攻め撃破します。
    ここで、東ゴート軍の崩壊を見てゲルマン諸族は

    ゲルマン「あっちの方、崩壊し始めたよ、怖くね?、ちょっと後退しよ」
    (イメージ)

    こんな感じで後退し始めます。そこを見逃さない敵軍、後退している間にも攻め続け、大きな損害を出させます。

    東ゴート軍を撃破した西ゴート軍とローマ騎兵隊は旋回してフン本隊を襲います。
    アッテッラ王率いる軍は両翼から包囲に掛かるアエティウスと西ゴート軍の攻撃を迎える形になります。

    しかし、「神の災」なんて呼ばれるアッティラはなんと、これをフン本隊だけで対等に渡り合います。

    アッティラ軍だけで良かったんじゃね?とか言わないでください。

    兵の数を減らしてくれたから、互角なんです。(たぶん……)

    さらに、なんと、アッティラ軍だけで逆に西ローマ連合軍を包囲してしいます。
    包囲している時に西ゴード軍の王様まで倒します。
    アッテッラ、かっこええ!!(やっぱり、アッティラ軍だけで良かったやん)ここまでが一日です。

    決着つかずに再戦となります。
    ~再戦~
    アッティラ軍は今度、攻めには徹せず自軍の陣地を使い、防衛戦をします。
    フン族は騎馬民族で放浪していたので、簡易的に櫓とか柵を作っちゃいます。
    一方、西ローマ連合軍は死亡した王様のことを思い、さらにガチで攻めます。
    激しい、攻防を行いますが、決着がつかず、損害はどちらも大きいものでした。

    ここで、西ローマ帝国は損害を考え、

    西ローマ「アッテッラ王よ、もう、この地から帰ってくれ!」
        「帰ってくれれば、何もしないから」

    と提案をします。
    アッテッラも同意して、国に帰ります。
    これで戦が終わります。
    両軍痛み分けで終わります。
    この戦いを表したとさられ言葉があります

    「沃野(よくや)が諸民族の脱穀場と化した」※沃野:作物の育ついい土地

    作物が良くとれる土地が、脱穀される勢いで荒らされていくぐらい、激しい戦っだと言われています。
  5. 北イタリア侵攻、教皇に止められる
    西ローマ帝国攻めで納得の結果を得られなかった、アッティラは北イタリアに攻めることを考えます。
    ちなみに先の戦の一年後です。(ほら、すーぐ攻めちゃうんだから)
    あれ? 大きな損害を受けてはずじゃ……?
    大きな損害でも致命的な損害では無かったらしく、一年で攻めることができるまでもどったとか。
    (逆に西ローマ帝国は崩壊のきっかけとなるくらいの戦でした。)

    北イタリア侵攻を開始し、次々と都市を落としていきます。

    アッティラ「ひゃはー!! このままローマまで行っちゃうぜ!!」

    と思っている時にアクシデントは起きます。
    都市を落としている途中に何度も同じ人物の軍隊の奇襲に遭います。
    そう、この時点で相手の罠に引っかかっていました。
    アッティラ軍は多くの兵力を有して進行していたため、奇襲による足止め効果で食糧難に陥ります。
    敵からすると「してやったり」ってところですかね。

    さらに悪いことは一つでは終わりませんでした。
    疫病まで蔓延してしまうのです。
    食糧難による餓死と疫病による病死が増え始め、アッテッラは悩みます。

    この悩んでいる時に、イタリアの教皇・レオ1世が訪れてきます。
    時を見測っていたのでしょうね。
    内容は、イタリアからの撤退と和平交渉でした。
    アッティラは肯くしかありませんでした。

    これはローマ一歩前で起きたことで、無念だったと思います。
    イタリアからの撤退後、再び東ローマ帝国を襲うことを考えます。
    イタリア侵攻が上手くいかなかったためと考えられます。
    (ほんとに、襲うことが好きだよな…)

    しかし、考えただけで襲うことはありませんでした。
    なぜなら、アッテッラが死んでしまったためです。

    北イタリア侵攻では伝説が残っています。
    ① ある市街が燃える様を見るために丘の上に城を築き、これがウーディネの街の基になった。
    ② ミラノには町を占領したアッティラが宮殿にあった「皇帝が蛮族を踏みつける」壁画を「東西の皇帝がアッティラに黄金の袋をふりまく絵」に描き変えさせた。

    などの伝説があります。ま、アッテッラに襲われた側の記録なので、印象が悪いのは仕方がないですね。
  6. 婚約で舞い上がり死亡!?
    イタリア侵攻、自国に帰ってきたアッティラは結婚をします。
    (と言っても、何人目かわからない妻の結婚式です)

    自身の統治しているフン族ではない異民族からの貢物として女が送られてきます。
    (若く、結構な美人らしい)その女との結婚を決め、婚礼を行います。

    幸せ絶頂ですね。

    しかし、その婚礼の夜にアッティラは死んでしまいます。
    死亡の理由については諸説あり下に少し記述します。

    ① ローマ教皇の忠告を守らなかったため、神の天罰が下り婚礼の夜に死亡、残された部下は教皇の忠告を守り、夕日を背に生まれ故郷の東方に帰った という有名な伝承が残っている。(この事件をキリスト教の布教活動に利用される)

    ② 結婚式の祝宴で飲みすぎ、初夜の床で激しく吐血し、自らの血液に溺れて窒息死。発見された時、かたわらには、新妻のイルディコがベールで顔をおおいながら震えて泣いた

    ③ 新妻による暗殺なのか、単なる病死なのかは分からない。ただ歴史は、「血まみれになった王の側で、若い娘が1人泣いていた」とのみ。

    などなど、多くの説があります。ですが、ほとんど婚礼の夜に死んだという部分は共通しています。婚礼の夜に死ぬなんて、アッティラは不運ですね。ですが、これでアッティラの人生は幕を閉じます。
  7. アッティラ死亡後のフン族
    アッティラが死亡後、フン族は王位継承を争いが起きます。
    しかし、フン族は多民族に襲われ終わりを迎えます。
    大帝国を築いたフン族はあっけなく終わってしまいます。
    儚いですね~日本で言う、藤原氏みたいなものですかね。
  8. 余談、神の鞭
    アッティラは戦の時、自分で自分を「神の鞭」と呼び敵を攻撃していたとされています。

    要するに
    「SMプレイのS神様が襲来したから、Mは出て来い!」
    と言ったんですね。※嘘です

    なんで鞭なんだろう?

    アッティラ
    「俺は、神の代行! そう、神の鞭やくらえ!!」(あくまで、イメージ)
    きっと、こんな感じで。

    自身は神の代理であり敵を攻撃することは神の鞭と同等と考えていたそうです。
    襲われた側からは恐れられていたそうだ。(これはキリスト教徒の話による)
  9. まとめ
    英雄:フン族を大きな帝国まで押し上げた英雄
    死因:諸説あり

    謎に包まれているフン族絶頂期の王様として様々な国に襲撃したアッティラですが、死亡について書いていて、なんかかわいそうになっていました。

    だって現代でいうと、結婚式を行った後だよ!! 
    幸せ絶頂やん!!

    人生どんなに楽しいことがあっても、人生である限りあっけなく終わることを忘れてはいけませんね。
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【FGO】【史実】不死隊の主:ダレイオス三世 逸話紹介

今回はイスカンダルと戦い散ったペルシャの英雄さんです。

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真名:ダレイオス三世
身長:345cm / 体重:280kg
出典:史実
地域:西アジア
属性:秩序・中庸
性別:男性
クラス:バーサーカー



Fateでの設定では勇猛果敢な不撓不屈の王様となっていますが、史実ではどうなのでしょうか。

  1. 大英雄ダレイオス一世の存在
    一世です。
    今回紹介する三世の二世代前の方のお話から入ります。

    一世の出生
    ママ フマーイ女帝
    パパ バフマン皇帝

    ママはダレイオス一世を川に流します。
    その後ダレイオス一世は戦争において英雄のような働きをし、勇者となります。

    それに目を付けた女帝の目に留まり帝位につきます。
    調子良すぎかよ

    ローマ王の娘と結婚しますが離婚してしまいます。
    その時身ごもっていた子供の名前が「アレキサンダー」です。

    英雄の即位
    即位時に偽物が現れ、王位が奪われます。
    この偽物を殺してから即位します。
    その後は帝国内での反乱を次々鎮圧していきます。

    一世の政治
    国を地域ごとに分け、それぞれ知事(みたいなもの)と監察官(みたいなもの)を派遣
    監察官は「王の目」「王の耳」として観察します。
    法律を全地域に一つではなく、地域ごとに習慣などを重んじ服属する限りなるべく干渉しませんでした。
    交通網の整備を行い、「王の道」を作って駅伝制を整えました。
    また、経済活動を活発化するために金・銀2種の欽定通貨を作りました。
    民族が多数あるため、その宗教を尊重し、まとめませんでした。
    皇位継承争い中でも統治システムはきちんと機能していたため、統治システムは優れていたと言えます。

    ダレイオス一世の戦い
    インド遠征やスキタイ征伐、第一次ペルシア戦争に参加
    長くなるのでここでは割愛

    ダレイオス一世の最後

    王様を殺し、そのあと誰かに殺される。
    (これにより皇位継承争いが行われ、カリアスの和約に基づいてしまう)
  2. ダレイオス二世
    皇位継承争いに勝ち残り即位
    すぐに毒殺されて歴史の闇に葬らられるのでここでは割愛
  3. ダレイオス三世

    さてやっと本題の三世です。

    ダレイオス三世の功績
    反乱を起こしたエジプトに進行
    再征服します。

    反乱を起こされた原因の一つに

    エジプトの民「ぶっちゃけさ、ダレイオス三世くらいなら勝てんじゃね?ww」
    エジプトの民「だな、ダレイオス一世ならともかく三世なら余裕だろww」

    というなめられただけというものが存在します。

    なめられるダレイオス三世……

    ダレイオス三世の人柄
    バーサーカーで現界してしまっているため、キャラクターとしての彼の性格はわかりません。
    ライダーとして実装されたときの性格と比べてみるのも面白いかもしれません。

    戦争に関しては誰よりも臆病で、思慮に欠ける

    背が高く、高潔で温厚な人柄、親しみやすい気質の持ち主

    とあります。

    誰よりも臆病て……勇猛果敢なダレイオスはどこに…
  4. ダレイオス三世VS征服王イスカンダル
    まずはイッソスの戦いです。
    ダレイオス三世さんが即位して、さあ政治を始めましょうというときにイスカンダルが攻めてきます。

    ダレイオス三世率いるペルシア軍

    不死隊:1万
    騎兵 :3万
    傭兵 :3万
    歩兵 :5万

    イスカンダル率いるコリントス同盟

    歩兵:2.8万
    騎兵:0.6万

    数で圧倒していたペルシア軍は
    右翼と左翼に機動力のある騎兵を、中央に不死隊を中心とする歩兵を

    対する征服王は
    左翼に騎兵を配置、右翼には征服王が直々に指揮を執るヘタイロイ(重装騎兵)を配置
    中央にはファランクスと呼ばれる重装歩兵を配置した。

    戦闘はペルシア軍が先に仕掛ける
    しかし中央の重装歩兵に抑えられ進行することができなくなります。
    なんやかんやあってイスカンダルの率いるヘタイロイが敵右翼を突破し中央の部隊を挟み込むように援護します。

    中央を直接攻められたダレイオス三世はビビって逃走
    部下を置いて行ってしまう……

    そのままイスカンダルは追撃を続けてペルシア軍をボコります。

    結果は征服王の圧勝
    これほどの戦力差を覆したイスカンダルの采配に拍手ですね

    これによってダレイオス三世率いるペルシア軍は五万を超える死者を出し惨敗しました。

    二年後……

    決戦!アルベラ(ガウガメラ)の戦い!
    ここで雌雄を決します
    二人の王は何を思い戦いに挑んだのでしょうね

    では軍勢紹介から

    ダレイオス三世率いるペルシア軍は全軍を傾けてきます

    戦車 :200騎
    傭兵 :0.7万
    不死隊:1万

    騎兵 :4万
    歩兵 :23万

    超大軍勢ですね

    それに対峙するは
    征服王率いるマケドニア軍

    歩兵:4万
    騎兵:0.7万

    すっくな!!
    こんだけかよ!
    といいたくなりますね。
    舐めているのかと思うような兵力差です。


    決定的な兵士の差
    戦いはペルシア軍が量で押しつぶすと思われたが、両者の兵士の質には決定的な違いがあった。


    ペルシア軍の兵士
    数で圧倒しているが兵士はほとんど素人
    武装も3メートルの槍が限界で、リーチで完全に劣った
    そのほかの兵士は弓を主兵装にして戦いに挑んだ


    マケドニアの兵士
    練度はすさまじく攻防すべての状況に応じて対応できる強さがあった。
    さらに言うとマケドニア軍の兵は6メートルほどの長さの槍を扱えた。

    槍は長ければ長いほど有利に見えるが、練習不足に扱えるような代物ではなく、
    槍の長さ=練度
    の認識でも、あながち間違いではない。


    布陣
    ペルシアの布陣
    両翼に騎馬隊とチャリオット(戦車)を配置
    軍中央にダレイオスと不死隊を含む精鋭歩兵部隊を配置

    両翼で囲い込んで袋叩きにする作戦でした。


    マケドニアの布陣
    両翼二手に分かれ、右翼片方はイスカンダルが直々に指揮を執った
  5. 決着
    夜襲を警戒していたダレイオスだが…

    ~両本営~

    ダレイオス三世「今日は必ず夜襲がある」
    イスカンダル「明日は決戦だ。」
    ダレイオス三世「兵士諸君は夜襲に備えて俺と徹夜だ!」
    イスカンダル「今日はしっかり寝て、明日に備えるんだ。」

    ~朝~
    ペルシア軍(敵来ねーじゃねーか…超眠ぃ……)
    マケドニア軍(あーーよく寝た。今日も頑張るぞ)

    ペルシア軍の士気は最低まで落ちました

    戦線は思ったより切迫しなかった

    決定打は「王」が撃ち込んだ

    fate/zeroでもおなじみの、
    王様なのに兵隊より先に突っ込んでいく
    を、リアルで敢行し成功を収めたのだ。

    左翼で時間を稼ぎ敵を引き付ける
    その間に

    「Aalalalalalalaaie!!」

    したのだ。

    その様は本当にすさまじく、この兵力差で正直ナメてた相手の王が自分の近衛兵団を壊滅させることになるとは思ってもいなかったのだろう。
    しかも相手の軍の王様が先陣を切って向かってきたらそりゃもうコワイ

    包囲されると思ったのか、それともビビったのかダレイオス三世は退却します。

    その勢いで軍は潰走することになった。

    ダレイオス三世は部下たちと合流して何とか逃げ延びるが仲間の裏切りに合います。

    ダレイオスの最後

    逃亡中ベッソスという部下に殺されかけ、山小屋に逃げ延びます。
    そこでマケドニア軍に見つかり、そのまま息絶えます。
    そこで王位を譲ったと言われています。

    裏切り者のベッソスは前の王を殺して自分が王になったのだと思っていましたが、イスカンダルに見つかり処刑されます。

    ここでアケメネス朝は滅びます。
  6. まとめ
    なんだか書いていて悲しくなりました。
    あんなにもイスカンダルとの再戦を望んでいたダレイオス三世はどこに行ってしまったのか。
    勝者であるイスカンダル目線の書物が多いせいか、さらにダレイオスのチキンハート伝説が盛り上がっています。
    実際はきっと勇猛で果敢な王様だったのでしょう。

    優しい本性を見ると、バーサーカーでは彼の良さがいい意味で出ないですね。
    ライダークラスでの姿も用意されていましたので、いつか実装されるでしょう。

    幕間の物語では不完全燃焼でしたので、どちらかが果てるまでの戦いが見たいですね。

  7. http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
  8. こちらにサイト移動しました

何かありましたら
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アルトリア:宝具・スキルの元ネタとなった逸話解説

ここでは、型月のドル箱さんであるアルトリアさんのスキル宝具の元となった逸話や設定を考察とともに紹介していきますよ。

http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html

こちらにサイト移動しました


まずは作品中のステータスから紹介します。
ここでは「Fate/Grand Order」のマテリアルに+αして紹介していきます。

宝具 クラススキル 保有スキル
約束された勝利の剣
(エクスカリバー)
対魔力:A 直感:A
風王結界
(インビジブル・エア)
騎乗:B 魔力放出:A
全て遠き理想郷
(アヴァロン)
カリスマ:B


これがアルトリアのステータスです。
登場する世界によって多少誤差が出るのですが、ここでは「Fate/Grand Order」を扱います。


さて、さっそく宝具からバンバン解説をしていきましょう。

  • 宝具:約束された勝利の剣(エクスカリバー)
    たぶん世界で一番有名な「刀剣」の一つじゃないでしょうか?

    「聖剣」じゃないんですよ。これが……
    この時代だと聖なるものは協会の物ですしね。

    なんて言ったらいいのでしょうか……
    不思議な剣……光る剣……魔法の剣…魔道剣?

    アーサー王はセイバーのクラスで召喚される
    「魔法剣士 キング・オブ・アーサー」
    になりますね。

    この光ってるやつですね。

    では史実解説に移りましょうか


    原典(原型)
    モデルのことですね。
    幾つかありますが、有名どころを3つほど

    原典候補1:イタリアより「岩に突き刺さる聖剣」
    原典候補2:フランスはローランの歌より「聖剣デュランダル」
    原典候補3:ケルト神話より「カラドボルグ」

    1:ガルガーノ修道院に現存する「岩に突き刺さる聖剣」(12世紀)
    聖ガルガーノ修道院
    中世から存在が確認されていて
    別名「トスカナエクスカリバー」
    なんて呼ばれています。

    「12世紀くらいに、天使を見ちゃった騎士が岩に刺していきました。」

    という伝説を持ちます。

    観光用の偽物扱いされていましたが、ちゃんと12世紀の物だと判明。
    さらに剣の下に空洞が確認されたことにより
    「お墓なんじゃね?カリバー!カリバー!騒いでたのバチ当たりじゃね?」
    という見解が強まったみたいですね。

    ここでは「岩に刺さった剣」が登場します。

    現存しており、ガラスケースで守られています。
    観光などおススメですよ!


    2:ローランの歌より「デュランダル」(11世紀)
    馬上地上両様のロングソードが主流だったのでそんな感じだったのでしょうか。
    後にも先にも「最高位の聖剣」はこの一振りでしょう。

    柄(剣の持つところ)にたくさんの聖遺物を納めています。
    柄が黄金色だったことから「黄金の聖剣」の名で浸透します。

    この剣の持ち主ローランさんが死の間際に

    ローラン「ヤベェ…この重傷…俺死んだわ…」
        「このチートソードを敵に奪われるわけにはいかねぇ…」
        「叩き割ったる!うぉぉぉ!!!」(スパッ!)
        「ええ……岩切れちゃったよぉ…」 

    となり最後は諦めて河にポイしました。

    「川に投げ捨てられた聖剣」のイメージが定着します。

    因みにロカマドゥールというところで「岩に突き刺さって」います。
    今あるのはレプリカだそうです。なんでも盗難にあったのだとか……
    残念です。


    3:ケルト神話「カラドボルク」(めっちゃ古い)
    タケs……じゃなくてフェルグス・マックロイが振るったドリル剣として作中では描かれていますね。

    剣ですよ?剣です。
    当時は投槍のほうが強くて主流だったので、サムライで言う脇差にあたるサブウェポンに使われてたのかなと思います。

    エピソードは丘三つを吹っ飛ばしましたとか「切った相手が石のように固まる」や「大きな物理的衝撃に見舞われる」や「なんかピカピカ光る」など

    サブウェポンのほうに伝説が付くということは、フェルグスの凄さをアピールしたかったのだろうか?

    カリバーンとエクスカリバー
    作中では
    勝利すべき黄金の剣(カリバーン)
    約束された勝利の剣(エクスカリバー)

    として知られていますが、実際のところはどうなのでしょう。

    エクスカリバーの出現自体がアーサー王伝説の歴史の中でも後半なんです。
    それについて少々解説していきましょう。

    5~6世紀

    「カンブリア年代記」にアーサー指揮官が登場。
    剣など持たず、王ですらない。

    8~9世紀 「ブリテン人史」でアーサーが王に昇格
    翻訳ミスじゃなければ剣については触れず。
    10~11世紀

    「マビノギオン」にてアーサーの剣が開帳
    その名も「カロドブルフ」(カラドボルグ)

    12~13世紀

    ラテン語の鋼鉄(カリュブス)をもじって、カリブルヌス(caliburnus)となる。語尾(‐us)を取ると……カリバーン!。この辺でフランスに渡り、同人誌活動が行われ、キャラ崩壊、物語やキャラクタや伝説の武器の追加が始まります。
    カリバーン→エスカリブール(Es calibour)へ

    15世紀前半

    ここらでブリテンに帰ってきます。当時のブリテンの方はどう思ってんでしょうか…
    エスカリブール(Es calibour)→エクスカリボー(Excalibour)へ
    フランスのカリブールとブリテンのエクスカリボーが混同して、この辺で訳が分からなくなってきます。剣が二本になりました。

    15世紀後半 ここで各サークルで作られた同人誌を総集編として再編するビックプロジェクトが立ち上がります。騎士マロリーさんです。各同人誌の面白いところをまとめて「アーサー王の死」を作り上げます。岩から剣を抜いて、折れる。代わりにスゴイ剣を貰う。
    しかし、剣の使い分けを厳密にしなかったので読者は混乱…
    現在 いまだに同人活動が活発で、最近のエクスカリバーは「聖剣」「黄金に光る」「ビームが出る」「アーサー王は美少女」「有名過ぎるのでバレないように光学迷彩」や「強化外骨格」「可変戦闘機」「私の朝は一杯のコーヒーから始まる」など凄まじいバリエーションを誇る。
    極東の島国にいるとされる黄色いサルに見つかったために様々な原作ブレイクが起こっているというのは別のお話。










































    ※多くの学説の中でもわかりやすいものを選びました。
    他にもたくさんあります。多いです。追えません。

    大半の人が思っているであろう、
    「岩から抜くのがカリバーン」
    「新しいのがエクスカリバー」
    これは間違いであって、間違いではないのです。

    ややこしくなってしまうので次行きます!
  • 宝具:風王結界(インビジブル・エア)
    これはfateオリジナルですね。
    バレやすいからマーリンが教えてくれた。みたいなことを原作者様が言っていたことをうっすら覚えています。

    ファンの中の一説では

    「ブリテン島の13の宝」というアーサー王物語に出てくる13のオサレアイテムの一つ「透明マント」にちなんでいるのではないか?

    という物があります。
    なのでそれをガン無視してここでは私の個人的な見解を述べさせていただきますね。

    日本刀

    日本の誇る武士の命です
    これピカピカに磨いてますよね。

    「めちゃくちゃきれいな金属は光学迷彩と変わらんから相手より有利に立ち回れる」
    森とか林とかで戦うときに、相手は間合いを計り違えると思うんです

    こういうことですね

    スコットランドの彫刻家・Rob Mulholland氏より

    私は日本人としてぜひこの仮説を推したいです!!!

  • 宝具:全て遠き理想郷(アヴァロン)
    アーサー王の眠るとされる世界のことです。
    これをモチーフに鞘として設定を付け加えたようです。

    アヴァロンはアーサー王が傷を癒している場所です。
    いつかイギリス(ブリテン島)がピンチの時に理想の君主が助けに来てくれるらしいです。
    その時に備えて傷を癒しているのです。

    基本的に到達できない場所にあるのと、傷を癒しているという観点から来たものでしょう。
  • クラススキル:対魔力A

    魔力に対抗する力の数値です

    高いですね。
    これはマーリンのおかげです。
  • クラススキル:騎乗B
    これは史実でアーサー王が馬とたくさん戯れていたことが要因でしょう。

    アーサー王の馬

    ラムレイ
    ドゥン・スタリオン
    スプマドール
    黒い馬

    ラムレイの詳細はわからないです。調べがつき次第追記します。
    スタリオンはイギリスの村に出るらしいです。コワイ
    スプマドールはアーサーに最も可愛がられた馬です。
    黒い馬はアーサー王の代名詞としてブリテンの人に愛されました。

    騎乗スキルの高さはこういうところから来ているのでしょう。
  • 保有スキル:直感A
    戦闘時に常に自身にとって最適な展開を感じ取る能力ですね。

    おそらく、彼?が立てたたくさんの武功やその戦略性の高さを見てのことでしょう。
    一騎打ちもやりますし、指揮官よりもやはり騎士に向かせるためのスキルのように感じます。
  • 保有スキル:魔力放出A
    作中では鎧やインビジブル・エア、身体能力のや宝具のブーストなどに使われています。

    これもマーリンのおかげです。
  • 保有スキル:カリスマB
    人望を数値化したようなものですね。

    英霊によって「暴君としてのカリスマ」や「理想の騎士としてのカリスマ」など、英霊によって同じランクでも違う方向性もあります。

    ゲームでの性能は、ランク依存でしょうか?


  • まとめ
    アーサー王伝説にはド〇えもんもびっくりなほどの量の不思議アイテムが出てきます。
    リクエストがあればそういうのも描いていこうかと思います。

  • http://fatedaisuki.iaigiri.com/fate_kiji/arupen.html
  • こちらにサイト移動しました

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